ココロセラピストが教える!「支配から抜け出して自由に生きる考え方」とは?

自己実現の邪魔をしているのは誰?

僕は自分で言うのもなんですが、小心者です。小心者で人見知りですが心理セラピストを名乗っています。僕を信頼して下さっている方は、僕が人見知りであろうとも何だろうと、喜んでくれます。感謝してくれます。矛盾しているようですが、矛盾していても良いのです。矛盾と言うと悪い事だという思い込みってありませんか。

突然何を言い出したのか意味不明だと思うので説明します。自己実現の可能性を阻んでいる張本人は、本当は誰なのかという話です。

よく自己実現を邪魔するのは親だとか先生だとか先輩だとか上司だとか友達だとか言われます。少なからず自分よりも権力や影響力のある人の事です。「そんなの無理だよ」「君には向いてないよ」「何を夢みたいなことを」とか、ありがた迷惑な助言をして来る人っていますよね。専門用語で、そんな彼らの総称をドリームキラーと言います。もちろん、ドリームキラーの彼らも、あなたの自己実現を邪魔しようと思っているわけではなく、もしかしたらものすごく心配して良かれと思って言ってくれているのかもしれません。

でも、やっぱり結果論からすると迷惑ですよね。もし本気で心配してくれているのなら、自己実現を阻むのではなく、可能な限りリスクを最小限に自己実現出来る方法か、妥協案ではなく、自己実現の欲求に匹敵する価値のある何かを提供して欲しいですよね。もし、あなたがドリームキラーと同じ事を無意識にやっていたら、夢を破壊するのではなく、その人にとってプラスになる情報を与えるように早急に心を入れ替えて下さいね。

あなたには人生の決定権がある

それはそうと確かにドリームキラーの影響力はおぞましい程、強烈なパワーを持っています。しかし、誤解しないで欲しいのです。ドリームキラーはネガティブなきっかけに過ぎません。最終的に自分の自己実現を阻んでいるのは自分自身であることが殆どです。

拉致されて監禁されたとか、身内や友達を人質にされて脅されているとか、そういう事もない限り、自分の人生は、倫理的に問題が無ければ遠慮なく自分の望んだ方向に向かって良いのです。稀に倫理も法律も通用しないような危険な人もいますが、そういう人と関わっている事そのものが危険です。命に代えても逃げて下さい。自己実現の前に、そういう環境から抜け出す事が最優先です。

ドリームキラーや危険人物の意見に流されないことがわかったら、最終決定権を持っている自分自身ときちんと向かい合って下さい。

自分の例を出すと「小心者は心理セラピストにはなれない」と思っているとしたら、それを決めたのは誰かを考えて下さい。そんな法律は存在しないのです。どちらかというと、「それは本当に自分自身が望んでいる事かどうか」の方が、ずっと大事なのです。何処かの組織に属したいのであれば組織の望む条件はあると思いますが、それって「ある特定の組織に入って○○をしたい!」というゴール設定だから、条件が厳しくなっているだけであって、究極の自己実現はつきつめて行けば案外シンプルだったりして、あれもこれもと欲張りすぎなければ自ずと道は見えてきたりするものです。

あなたは自由!人生を決めるのはあなた!

職業に限った事ではありません。「お金持ちになりたい!」「モテたい!」等々、何でも良いのです。ドリームキラーも邪魔者もいないとしても、「我が家は代々貧乏だから……」とか「私は外見が良くないから……」とか自己実現を阻害しているとしたらそれは、紛れもなく自分自身なのです。望まない道に全力疾走する必要はありませんが、心の底から望む道なら、堂々と突き進めばいいのです。100%完璧では無くても、少なからず自己実現には近づけるのです。

人生には辛い事が本当に多いです。
投げやりになりたい時も、無理気力になる時もあると思います。自分より弱い者を見つけ出し、いじめたくなる事もあるでしょう。
しかし、人生は、あなたのためにあるのです。自己実現を恐れないでください。よく「自分らしく生きるのが一番だよ」と言います。「私らしく」というのは、うまくいかない事はあっても、自分が望む方向にきちんと向かっている人の事なのです。自分で創りだした壁は幻想です。あなたは自由なのです。