「美数柱占い」創始者ミョンウォルさんインタビュー PART.1「視える能力に悩んだ幼少時代」

人間性と美を兼ね備えた能力者
ミョンウォルさんインタビュー

美の内霊視で、心(魂)と身体の両面から癒し、健康で元気に出来るホリスティックセラピストとして活躍するミョンウォルさん。現在TRINITY WEBにて連載中で、女性が心身を健康で美しく生きるためのアドバイスは多くの読者に支持されています。

韓国の霊感の強い家系に生まれ、幼い頃から他の人には見えないものが見えていたミョンォルさんは、導かれるように、救いを求める人々をサポートし、助けるようになりました。
生まれ持った素質と、その後の人生で修練して身に着けたこと、そして人は内面と外面がリンクしているとの考えから、健康、美容、身体、そして心理学やヒプノセラピー、エネルギーワーク全般を学び、それらを織り交ぜたオリジナルの鑑定法をつくりあげています。

今最も話題の占い師でありヒーラーの一人であるミョンォルさんの半生を伺いながら、これからの時代、女性はどのように困難を乗り越え幸せになったらいいのかをアドバイスいただきます。

「誰からも理解してもらえない……」
「視える」能力に悩んだ幼少時代

――ミョンォルさんが行っている独自の占術である「美数柱占い」とは具体的にどのようなものでしょうか。

私は長い間、数々の占いを学んできました。
クライアントさんの質問や相談は本当にさまざまで一つの手法だけでは解決できないこともあります。相談の内容によってそれぞれ使う占術を変えたり、物事をなるべく多くの角度から観ていくことは、問題の核に近づきやすいと思っています。ですので、さまざまな手法の良い部分を活用し、一度で広い角度から視ることの出来る占い方法を考えました。

また、物事のバランスが崩れると問題が起こる原因になってしまいます。そのバランスを整え、美しい状態に整えることを「美」とし、生まれ持った性質を数字に置き換えて視る要素も多いことからそれを「数」とし、そしてそれらを中心に視るということを踏まえ「柱」とし、「美数柱占い」としたのです。

――ミョンウォルさんはどのような半生を歩んでこられたのでしょうか。家系的に能力を持っている方が多いと聞きましたが、それに関しても具体的にお聞きできますか。また、能力を持つことで悩んだりしたことはありますか?

悩んだことはもちろんあります。
子供の頃は、自分が他の人よりも早い段階で、ものごとの結果や答えがわかってしまうことに大きなストレスを感じていました。
たとえば、みんなと一緒に初対面の人がいたとします。
でもその人は実はあまり良い人ではなかった場合、表面上は優しくてそつなく素敵な人で、私以外の人はみんな「いい人ね~」と言います。

でも私は、どうしても好きになれず、そばにいると落ち着かなかったり、不機嫌になったり、無言になったりテンションが下がってしまいますし、子供の頃だったので、「あの人キライ」とか「あんまりイイ人じゃない」とか感じたことを正直に言ってしまうんですよね。
そうすると、「その人がみんなから良く思われているから、あなたはヤキモチを焼いているのではないか」という風に取られたりして、私の方がイヤな人の印象を与えてしまうのです。
でも、しばらくすると、だんだんとみんなも私と同じことを感じだして、同じことを言いだし、やっと私が言っていたことが本当だったとわかってもらえるのです。そうやって周りの人が本当のことに気づくまでは、かなり悩むことも多かったです。

あとは、誰かが言った一言で、その人の考えが突然全部分かることもあります。それはまるで、湖に石を投げた時の波紋が広がるように、その一言で全て視えてしまう、または点と点が一瞬でつながって、まるで一枚の絵のように物事の全体像が分かってしまうことがあって、子供の頃はそんな力があることがとても怖かったです。

~続く~

■TRINITY WEBで大人気連載中のミョンウォルさんのプロフィール