松田有真の“もう一度訪れたい!”全国「感動の秘湯・名湯・温泉宿」PART.3 神奈川県・有馬療養温泉旅館

金色に輝く湯が身体を癒す
松田有真の“もう一度訪れたい!”全国「感動の秘湯・名湯・温泉宿」PART.3 神奈川県・有馬療養温泉旅館

神奈川にある秘湯「有馬温泉」

皆さま、こんにちは。高品質天然石のお店「Miracle Jewelry」のデザイナー&プロデューサーの松田有真です。

今日、皆様にご紹介する松田有真のオススメ感動温泉は、神奈川県川崎市宮前区にある「有馬療養温泉旅館」です。私が温泉を訪れるときは大概、神社のお参りとセットで訪れることが多いもの。この時も同様。当時、神社巡りをしていたお友達と横浜のある神社を訪れた後、たまたま携帯で見つけたのがこちらの温泉でした。

「有馬温泉」と言えば、神戸の奥座敷の「有馬温泉」が有名ですね!実は、川崎にも同じ「有馬」と名の付く温泉があったのです。

阿部内親王が湯治に使った温泉としても有名

川崎市の住宅街にあるこの温泉は古くから湯治場として地域の方々に愛されてきました。遥か昔より金色に輝くこの泉は、「誠の泉」や「八幡大神お授けの霊光泉」と呼ばれ、様々な病を悉く除くと伝わる「霊泉」としての歴史があるそうです。

最初の泉の発見は、今から1360年前。「役小角」という行者の方がこの地である有馬龍宿山に初めて、霊泉の源となる滝を発見した事に始まります。

その後も、聖武天皇の子供「阿部内親王」が病気になられた際に、この地の春日宮に祈祷に来られ、この泉で治療して豊かな効能によって病気が回復。そのお礼として「龍宿山不動院西明寺」を建立。それからも、村上天皇・朱雀上皇・源頼義・義家・頼朝・北条時頼など多くの帝や武将達もこの泉で治療され、歴代天皇の御病気を治療された事が「天皇療養の為有馬御行」と記されているそうです。

そんな神秘の「泉」が温泉として開業に至ったのは、昭和30年代後半。創業者の安岡孝さんが八幡大神のお告げを受けた事によって始まったそうです。

何でも、東京都港区にて工場を営んでいた創業者の安岡孝さんは、夢の中で遥か東方から鳥帽子を冠った白衣の翁が現れやがて白い美しい光の玉となって西方に向かうと思うと、スーッと胸の中に入るようにして消えるのを覚え目が覚めたそうです。

その時「これは何かの霊感だ」と思い、予てから工場移転の適地を相談していた易者にこの事を話すと『八幡大神のお告げであろうから、西の方角において良い土地が発見されるだろう』と判断される。
そして、西の方を目指して適地を探し始め、半年後、導かれるようにしてこの有馬の地にて八幡大神の姿絵を拝し、此処に移転を決意したそうです。

そして、工場で使用する水を井戸を掘って得ていたある日、その水をお風呂に入れて沸かしたところ、茶色に変色。とても驚いていざ入ってみるとそのお湯は良質な鉱泉であることが判明。それから地域の方々に無料で病気療養のために入ってもらっていたそうです。

この温泉の噂を聞いた人が増えてきたので、工場をさらに移転。昭和43年にお風呂屋さんとして開業に至ったそうです。

金色に輝く湯が身体を癒す

「有馬療養温泉」の泉質は単純鉄冷鉱泉。首都圏唯一の特殊成分を含む単純鉄冷鉱泉です。加温はあるもののお湯は加水・塩素注入・循環ろ過無しの「源泉」で特徴的なのは何と言ってもこの茶色く濁ったお湯。

鉄分を含んだ温泉は一般に『子宝の湯』と呼ばれ月経異常・不妊症・慢性婦人病・冷え性などでお困りの女性には特におすすめの泉質。その他、関節痛やリュウマチ、各所の痛み、皮膚病などにも良いと言われています。

こちらは、冬の朝一番の湯船表面。湧出時は無色透明なのですが、沸かすと茶色に変色し、表面に黄金の膜が張る事もあるそうです。

成分膜を手で掬えばご覧のようにまさに“黄金の湯”!黄金の膜が張るこの泉は「霊光泉」と呼ばれ皇后陛下にも献上されたことがあったそうです。

湯船の温度は、心臓や体に負担のかからない少し温めの40℃強。その成分によって体の芯から温まりやすくじわっと汗が噴出してきます。

私は日帰り温泉で利用しましたが、湯上りも体がポカポカとして冷めにくさを体感しました。
お湯は毎日すべて抜いて入れ替えるというこだわり。安心してお湯が楽しめます。

この温泉によって様々な病に苦しむ数えきれぬ程の方達が、健康な体を取り戻してきたそうです。
療養のみならず日頃の疲労を出し切って眠る事で、翌朝からの体に変化が感じられるのではないでしょうか?

神奈川県川崎市「有馬療養温泉旅館」はもう一度訪れたい!感動温泉の一つになりました。