心理セラピストが語る!「褒める」とは?~なんで褒める必要があるの?~

心理セラピストが語る!「褒める」とは?~なんで褒める必要があるの?~

「褒める」ことでどんな影響があるの?

人間関係を良くするコツとして「褒める」というものがあります。褒める事はとても大切なことであり、人類に未来永劫引き継いで欲しい文化の1つだと思います。

僕はあまり人様に褒めて貰えるような事をしてこなかったので、あまり褒められた記憶がありません。たぶん親はそれなりに褒めてくれたと思うのですが、身勝手なもので不思議とそういう記憶って残って無かったりするようです。でも、くれぐれも褒め損と思わないで欲しいなと思う今日この頃です。

もしかしたら、僕と同じように、せっかく褒めて貰ったとしても、それを忘れてしまったという方もいるかもしれませんが、生まれてから一度も褒められた事の無い人はおそらくいないと思います。「どうせ私なんか、褒めるに値しない人間なのよ!」とか「私は褒められ回数が少ないからこんなダメ人間になってしまったんだ!」とネガティブ・モードに突入しないように気をつけて下さいね。

今までたくさん褒められて来た方も、そうではない方も、これを期に「褒める」という事を今まで以上に意識してみて下さいね。

褒められると心が変わる

まず、何故、人は褒められると嬉しいのかという事から話をしたいと思います。
人は生まれてから天命を全うするまで試練の連続です。言いかえれば、トラブルや失敗の連続です。だから、人は自覚していようがいまいが徐々にストレスを溜め込んで傷ついて行きます。

そんな状況で、もし「褒める」という概念がこの世に存在しなかったらどうなるかイメージしてみて下さい。毎日秒単位で訪れる試練に傷つき、疲れ果ててしまったら、あなたはどんな気持ちになるでしょうか。

「私って、それなりに頑張って生きているつもりだけど、あまり物事が順調に進まない。きっと自分は無力で無能なんだ……」という気持ちになりませんか。

仮に何かに成功しても、良い事をしても褒めて貰えない状況では達成感や満足感もそんなに持てないかもしれません。いくら働いても給料が貰えない会社に所属している人をイメージすれば直ぐにわかると思います。

プラスの何かは褒められず、マイナスな何かだけがフォーカスされる世界。恐ろしいですよね。これはどういう状況かというと自己肯定感が否定しているという事なのです。つまり自分の存在に対して否定的なイメージを持ってしまうという事です。

心の病になってしまった人の殆どがこの自己肯定感が否定的なイメージでガチガチに固まってしまったとです。僕なんかより、ずっとあらゆる面で優れていても自己肯定感が低い人は病気になってしまう可能性が高まるのです。

そこで、「褒める」という概念が必要不可欠となって来るのです。「よくやったね!」「頑張っているね!」「流石だね!」「優しいね!」「可愛いね!」「イケてるね!」などなど、何かしら褒めて貰えたらどんな気分になるでしょうか。個人差こそあれ、嬉しい気持ち、前向きな気持ちになりますよね。

生きるエネルギーを生み出す最高の行動

先ほど、人生は試練の連続だと言いました。そんな中で、失敗や辛い事が多すぎて自己肯定感がどんどん下がって行く中で「褒める」が加わると、暗闇の中に差す一筋の光のように感じませんか。自分の存在がプラスの存在であると思えて来ませんか。つまりこれは自己肯定感につながってくるのです。

自分の存在が肯定的になっている状態。これを一般的に「イキイキしている」と表現します。「イキイキ」は感じで書くと「生き生き」もしくは「活き活き」です。「生」はまさしく生命そのものですよね。

褒められる事によって自分の生命の存在を肯定的に捉えられるようになったら嬉しいですよね。「活」は活力の活。エネルギッシュな状態を差す言葉ですよね。生命活動っていうのはエネルギーの活動の事です。褒められる事でエネルギーが貰えるなんて、素晴らしいと思いませんか。「生」でも「活」でもどちらの文字を使っても良いですが、二つ合わせると「生活」になります。

褒める。自己肯定感がプラスになる。イキイキする。生命を肯定しエネルギーが湧いて来る。これは人類の宝と言っても過言ではありません。これが、「褒める」という事の重要性なのです。