海猫屋の「不思議なことなどなにもない!」いやいや癒してないですから PART.1

海猫屋の「不思議なことなどなにもない!」いやいや癒してないですから PART.1

Cさんに対しての予感……

天使が嫌いと言いながら、天使なんて見えないと言いながら天使を描いてきた矛盾……。
これらが実体験を通して解消されるなか、私は「もっと楽しく、そして前向きになれるようなメッセージを届けたい!」と願うようになっていました。
そしてこの「メッセージを届けること」こそが、宇宙から引き継いだ私の使命であり、この地球における「錬金術」なのかもしれない……と考えるようになってきました。

この頃はひっきりなしにリーディングの依頼がきていました。すべて口コミだったのですが、熱心に私をあちこちに紹介してくださる方がいて「このままリーディングを本業にしようかな?」という考えが頭をかすめるほどでした。
この熱心な方……仮にCさんと呼ばせてもらいますが、私のこといろんな方に紹介してくれるのはもちろん、場所の提供やお話し会の場を作ってくれるなど、本当に親身になってもらったものです。
ただ最初のうちはよかったのですが、Cさんが親身になってくれればくれるほど、私はどんどんと窮屈になっていきます。話すことはもちろん、メールの返信さえ億劫になっていました。

「私のことを信頼して親身になってくれるCさんに、こんな態度をとったらダメじゃないか!感謝しなきゃ!!」

しかしそう強く思うほど、感謝の気持ちは萎えていきます。
思えば昔からこうでした。人とのあいだに壁を作るというか、自分の陣地には絶対に他者を入れさせないというか……逆を言えば、私も相手の懐にスッポリ飛び込むことはありません。

「ひょっとするとそういう壁を取っ払うことを、Cさんから学んでいるのかもしれない。でも、なんとなくイヤな感じがするんだよなぁ……。」

そんなある日、ある方がリーディングを受けに来られました。やはりCさんの紹介です。仕事についての相談だったのですが、それは建前の様子。何かを隠している……という雰囲気を感じました。簡単にメッセージを伝えたあと、思い切って尋ねてみました。

「今日ここに来た本当の理由は他にあるんじゃないですか?」

一瞬驚いた顔をされたのですが、すぐにこう言われました。

「実は私、Cさんのせいで前に務めていたお店をクビになったんです。私がいるから店の雰囲気が悪いんだって海猫屋さんが言ったって。それをうちのオーナーも真に受けてしまって……。」
「ちょ、ちょっと待って!私はCさんにそんなこと言った覚えはないですよ!そもそもアナタとは初対面だし……。」
「そうですよね、そうだとは思ってました。Cさんはもともと私のことが気に入らなかったから“海猫屋さんが言った”ってことでオーナーに告げ口したんでしょう。でも気をつけてください!Cさんは“私は海猫屋さんに守護されているから、私に逆らうと海猫屋さんが天罰を下す”ってあちこちで触れ回っていますから!」

ガーン!なにそれ?なんでそんなことになっているの?!これってCさんの嫌がらせ?

ちなみにその方へのメッセージは「古いしがらみはスッパリ断ち切って、自分が目指す新しい道を進む」でした。いや、それはどうでもいいのですが……。

そしてそれから数日後にやって来た依頼者が決定打となったのです。
開口一番「息子の嫁に罰を与えて別れさせてちょうだい!ひどい女なのよ!アナタ、悪い人には呪いをかけたり出来るんでしょ!」

出来るはずがありません。そしてこの方もCさんの紹介でした。