SAM前世療法士が贈る「魂の記憶たち」PART.27~猫が好きでたまらないのは何故?~

魂の声を聞くことに特化したカウンセリングを行っている癒しのマリアです。
「私、異様なまでに猫が好きなのです」
一見、微笑ましく感じるYさんのお悩み。
「おかしいくらいに猫が好きすぎる」
「なんでだろう」
このことが気がかりになっているので、何か紐解けたらスッキリするのでは?
そんな思いからSAM前世療法をお受けになられました。
猫ちゃんが愛おしくてたまらないことは、愛情深く、好きならば良い事では?と思いがちですが、強い執着には、なにかがひっかかるような、気にかかるような心情を抱くのが人間であります。
人は皆、人生背景が違います。
前世も含め全く同じ人なんて居ない。
様々な人生ドラマの記憶の上に現在(今)を生きていますから、何か分からないけど「気になる」……この感覚は前世の記憶が関わっていることも多いのです。
そして、一見なんでもなうような問題でも、クライアント様自身にしては、重要な秘密や気付きがあるもの。
「何か重要なキーワードや、気づきがあるかも知れませんよね!」
事前面談を終えて、セッションへと進んでいきます。

SAM前世療法を行う

SAM前世療法はオルゴールを使って催眠を深めていきます。
一般のワイス式はイメージを喚起して催眠を深めて行くのに対してSAM前世療法は独自の作業仮説を辿っていきます。
段々と催眠深化度が深まっていくと潜在意識が優位な状態へと移行していきます。潜在意識は魂の表層を構成している前世の者が生み出していますから記憶の宝庫であります。
現在の自分が1人に対して他は全て前世の人格の構成といえます。
ですので、催眠を深め潜在意識の時間に導くことで、前世人格を顕在化しやすい状態にすることができるのです。

SAM前世療法独自の作業を踏みながら魂状態まで催眠を深めていきます。
Yさんは2度目のセッションであったので、スムーズに魂状態まで深化することができていました。
催眠は学習なので、体験を積めば積む程にスムーズに深化することが可能です。
例えば、文字を練習し覚えるとスラスラかけるようになるのと同じことです。
2回目であるYさんは、すんなりと魂状態まで移行されました。

Yさんの前世人格に聞く

魂状態まで至ったことを確認できたら、潜在意識を宿した指を通じて、質問を重ねていきます。

―あなたは魂状態まで至りましたか?
はい。

Yさんは猫が好きでたまらない衝動を抱えていますが、このことに影響を与えている方、出て来ていただけますか?そう問いかけ、Yさんに影響を与えている人格を呼んでいきます。

―あなたは前世の方ですか?
はい。

―男性ですか?女性ですか?
女性。

―家族は居ますか?
反応なし。

―では、あなたは一人なのですか?
はい。

顕在化した人格へ丁寧に質問を重ねていきました。
前世人格はヨーロッパ方面に生きた女性。
夫や子供はおらず生涯を一人で生き抜いた。
人を助け、求められれば国家の未来を占うようなこともしていた。

―西洋、東洋には魔女と言われる方々がいた歴史があるのですがもしかして、あなたは魔女ですか?
はい。

―現在を生きるYさんは猫が好きだと言っていましたが、あなたは猫を飼っていますか?
はい。

この魔女である前世人格は「黒魔術」といわれる占術を行っていたそうです。猫が唯一、自分の守護であり心を通わせていた仲間であった。
猫は、悪を寄せ付けない守りの力があった。
テレパシー様の能力が高いので、共に生き人々の支えとなってくれた。
そう教えてくれました。
その他、キリスト教とは違った、何か独自の信仰を持っていたようです。

「求められれば薬を作り、民を救っていた」
前世人格は、自らの危険を顧みず人々の悩みに寄り添っていました。
彼女の最後は、魔女狩りならぬ国家の命令で兵士に家を取り囲まれ最後を遂げるのでありました。
「こんなに民の為に尽くしてきたのに」
「人々から裏切られた」と前世人格は強く心を痛めておられました。
Yさんから滝のように流れる涙。
魔女である人格の思いをスピリットヒーリングにて癒し今回のセッションを終了としました。

セッション後のYさんより

前回同様、意思とは関係なく指がイエス・ノーと反応するのは不思議でしたが、今回のテーマに関連する人格まで辿り着け、沢山のメッセージを頂けました。
随分前から気になっていた、動物が好き。
特に猫が大好きな理由も解明でき、心がスッキリとしました。
今後は、仕事の面や家族のことにも変化が出てきそうな気がします。
前世人格の方からパワーを貰いました。

前世人格は「何処に行けば自らのことを分かって貰えるのか?」を知っています。
意識で、このことを明確に捉えるというより、「何か気になる」……この感覚こそが潜在意識からのメッセージだと言えるでしょう。