大天使のお茶の間スピ教室 「瞑想編」PART.2

瞑想

瞑想は座禅……?

前回に続き、「瞑想法」についてミカエル君にチャネリング会話で聞いてみました。
僕:→シフォン
ミ:→大天使ミカエル君(ミカエル君は自分のことを「ボク」と言います)

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僕:「瞑想っていうと、静かな場所で座禅を組むってイメージがあるけど、あれだけじゃないの?」

ミ:「ボク(ミカエル君)の分類では、瞑想には大きく分けて3つの種類があるんだ。
静の瞑想動の瞑想生活の瞑想って言葉で表してもいいかな。君の言ったように、多くの人が考える瞑想法は、静の瞑想のこと。静かな空間で体と思考を鎮める。肉体と思考へ使っているエネルギーを極限まで低下させ、魂や周囲のエネルギーを感じることに意識を集中する方法だ。

でも、これだと寝てしまう人が多い。
思考が減り、魂につながっていくと、一種のトランス状態になる。うっすらと意識はあるけど、思考がうまく理解できない状態。さらにこれが一歩進むと寝てしまう。
つまり、このタイプの瞑想をして寝てしまうのは、ある意味で成功の一歩手前まで来ているとも言えるんだ。しかも、魂的には寝ていても問題ない場合もある。ただ寝てしまうと、感じたものが記憶にないのが欠点だけどね。」

僕:「寝ててもいいのか。そりゃ安心だ(笑)。でもお寺の座禅教室とかで寝てしまうと背中を叩かれるよ。」

ミ:「あれは、寝ないって前提でやっているからね。個人で静の瞑想をやる時、寝ないようにしようと思えば思うほど、それが雑念となり、結果的に思考が低下しないんだ。
静の瞑想のコツは、寝てもいいぐらいの気持ちで成り行きに任せることだよ。」

動の瞑想

僕:「次は、動の瞑想について教えて。」

ミ:「動の瞑想は、一般の瞑想のイメージと離れているけど、スポーツや音楽や芸術などをやる人は体験したことがあるかもしれない。
例えば、ランニングをしている時、途中で『ランナーズ・ハイ』と言われる状態になることがある。
もちろん生化学的に証明されているけど、これが一種の瞑想効果があるんだ。
つまり、何かに集中して雑念が消えた時、それが動の瞑想と言えるんだよ。」

僕:「ってことは、スポーツや芸術だけでなく、仕事や趣味の時間でもあり得るってこと?」

ミ:「その通り。そもそも、『瞑想=静かにしていること』ではないんだ。雑多な思考が小さくなったり、集中することを表すんだよ。
動の瞑想をしている時、いろんな感覚を味わう人も多いんじゃないかな?
特に一流と言われるスポーツマンやアーティストは、『神が乗り移った』と表現するようなパフォーマンスをすることがある。これこそまさに瞑想状態だからこそできるものだよ。」

僕:「なるほど~。ということは、生活の瞑想ってのもそんな感じかな?」

ミ:「そういうこと。普段はいろんなことを考える脳だけど、その余裕がないほど生活に追われることがあるよね。もちろんその時に頭が混乱している人もいるけど、思いっきり没頭すると、余計な思考がなくなり、瞑想状態になるんだ。

これはお寺の日常生活の行(お掃除など)と同じ。
お寺では、いろんな形で雑念を取る方法を習うことができる。座禅はその一つでしかなく、日々の生活の中にも瞑想法が隠されているんだよ。

仏教では『三昧』という言葉があるだろ?これは正確には、何かに没頭することで事象の真実を感じようというものだ。
瞑想は全てこれと同じ。ただやり方に違いがあるだけで、自分のタイプに合った瞑想法を取り入れることが重要になる。座禅が苦手な人は、運動などの動の瞑想が得意かもしれない。心を集中するのが苦手って人は、生活の中での瞑想効果を見つけた方が良いってことになる。

だけど、瞑想を考える時には、その方法ばかりに気を取られないようにすること。
瞑想はあくまで方法であり、目的じゃないからね。」

次回もお楽しみに。