「幸せタイムリー~幸運を引き寄せ運勢を好転させる方法」~運を強化し、願いを叶えるキーポイント PART.35

菜の花

~ フラワーパワー 春・夏・秋・冬  春編 ~

「弥生」の「弥」は、「いよいよ」という意味があるそうです。
「春」、いよいよ待ちに待ったといった感じですね。生命力溢れる草木や花の芽吹く時期。

「黄花桃花」(きばなももばな)

春は黄色い花からスタートです。菜の花、水仙、ミモザ、福寿草など黄色の花が部屋に幸福を呼び込みます。部屋の中に黄色い花を飾り、部屋を清浄にしてもらい、どんどん活気溢れる春の気を呼び込んでみてください。
3月、イタリアでは「フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日」(3月8日)というミモザ祭があります。女性が明るく元気でいることが、よりよい社会をつくりるといったお祭りだそうです。日本でも3月は「桃の節句」や「雛祭り」など女の子を祝う伝統的な行事がありますね。また古来より、「桃は五行の精なり」といった言葉があり、桃の木は邪気を払う木とされてきました。「桃」という字から「兆しを持つ木」といわれ、未来予知や魔を防ぐ魔除けの木とされ、桃太郎が鬼退治をしたのも、この信仰からきていて「桃=邪気払い」が「鬼=疫病、災厄」をやっつけると言われていたそうです。
桃の木が未来予知の木だったなんて、ちょっと驚きですね!

春の言葉

春らしく、春の言葉で、ちょっと面白いものをご紹介します。

「番茶も出花」‥‥‥出鼻、出始めのころ。花の字をあてると、ういういしく可愛らしい。花町では、縁起をかついで、出花のかわりに「上がり花」出るのではなく上がると言った。
「花は幽かに」‥‥‥三木露風さんの「現身(うつしみ)」の第一、二連。あわい光の中、ぼんやりと漂う霊魂がひそかにすすりみえるように、花の香りが漂っている。花の香りもまた「幽」(かすか)である。なぜか三木露風さんにはスピリチュアルなものを感じます。
「鰊のふれ売り」‥‥‥3月も終わりに近くなり、札幌の街中では「ニシン、ニシン、バタバタニシン…」の呼び声とともに鰊売りの姿が見えるようになる。鰊を「春告魚」とも言い、札幌の人達は、長い冬からようやく春の訪れを感じ、解放された気分になります。
「春愁」‥‥‥この季節の夜明け方は、とても風情があり、やさしく、ほんわかと感じる。
「春雷」‥‥‥雷に春をつけると雷までもが優しく感じます。
「春色」‥‥‥江戸時代の人情恋愛本「春色梅歴」に出てきた文字。エロティックさが漂う。

春の花

時代を超えて、なお語り継がれる「春の言葉や表現」さて、お次は春の花をご紹介します。

レモン
花言葉‥‥‥「香気」「心から思慕」「熱情」「誠実な愛」
朝摘みしたばかりのビタミンいっぱいのレモンティーで気分爽快♪


花言葉‥‥‥「チャーミング」「天下無敵」「あなたのとりこ」「恋の奴隷」
桃は聖なる果実といわれています。その昔、イザナギは恋するイザナミの死体の中にすくっていた八柱の醜い雷神たちを撃退するべく、桃の実を三つ投げたところ、雷神たちは消え去ったと言い伝えられています。桃は邪気を払う霊力の強い花とされています。

きいちご
花言葉‥‥‥「尊敬と愛」「幸福な家庭」
キリスト教の時代に入り、聖母マリアに捧げられるようになりました。いちごが大好きだったマリアの逸話に、天国の門を訪れた者が、いちごの汁を口元につけていたら、いちご泥棒だと判断され、地獄へ突き落とされたといわれている。天国へ召された子供たちが、地上へ戻った時、いちごに姿を変えるとも言われています。流れに身を任せて、恋に酔うだけの人生を過ごしてはいけない。自信をもって行動出来るあなたに皆は尊敬の念を抱くでしょう。

アネモネ
花言葉‥‥‥赤「君を愛す」 白「真心」 紫「あなたを信じて待つ」
古代ギリシャ、ローマではヴィーナスの祭壇にアネモネの花を飾った。赤いアネモネは、キリスト処刑の日の夕方、カルヴァリの丘に生えていたアネモネにイエスの血がしたたり落ち、以来、赤くなったと言われています。

たんぽぽ
花言葉‥‥‥「神のお告げ」「神の信託」
素朴でつつましく、群れとして眺めると意外に華やいで明るい。牧歌的な趣のある花。その昔、たんぽぽを手に取り、1本1本「YES」「NO」と繰り返し、最後の1本の意味で決断した人もいるのでは。薬用効果もあり、利尿剤や健胃作用にも利用された献身的な花。


花言葉‥‥‥「精神美」「優美」「ほほえみ」「純潔」
江戸時代から満開の桜の下で飲めや歌えやと日本中が桜フィーバー化します。少し淋しげで、ためらいがち、臆病に見えますが、ときに驚くほど大胆な行動をとるあなたは強烈な個性を放つ人気者。艶やかな前進力と桜吹雪のような潔さ。誰もあなたを支えきることはできないでしょう。

遠い遠い過去からくる感性や情緒の伝わる言葉や言い伝え、遥か彼方、未来へもつながれて行くことでしょう。