TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第33回 PART.1

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。
これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「明暗が分かれる時代」。
私たちはどのように激動の時代を乗り越えたらいいのでしょうか。

世界が大きく変わり始めている……

不思議な小見出しですが、「本当にいよいよ始まった!」と言える時代が到来しました。
3・11の東日本大震災は、びっくりの衝撃的な出来事でした。テレビで映される津波のシーンに愕然としました。こんなに地震が多発することもあまりないと思います。

何が始まったのでしょう?
ずばり明暗が分かれる時代を迎えたのです。
三次元から五次元への変換がいよいよ本格的に日本にも始まってきています。
普段の思い方がとても大切な明暗を分けるのです。暗い世界を思い続ける人は、3次元地球にとどまります。どんなことが起きてもゆるがず明るい世界を創り続ける人は、五次元地球へ移行します。

大地震のあと、東京の友人達に安否を聞く電話をかけました。
最初の友人は普段から四次元的な怖い預言が大好きな人です。案の定、「今東京を逃げ出すところよ!引越しの準備は出来ているわ!日本も世界ももうだめだって○○さんが言ってた……」とすぐに電話を切りたくなる内容が続いて、こちらまで気持ちが暗くなってきました。やはりすぐにお見舞いを素早く言いながら電話を切りました。
5分も立たないうちに、別の友人に電話をかけました。今度はとても高いトーンの声で歌うようなリズムの軽快な明るい声が聞こえてきました。
「あら~啓子ちゃん、私大丈夫よ~生きてるわ~どんなことがあっても東京を動かないわ~」と、とても明るい声で心地よい響きでした。逆に私の方がとても癒されました。
電話をかける順番が逆でなくてよかったとじみじみ思いました。
同じように大きな地震を体験しても、こんなにもそれぞれの世界観が違うのかとびっくりしました。

本当に自分の世界は自分の思いで創っています。
自分が心地よいと思う情報を集めていると、とても心地よい世界が創られます。

不安と恐怖の情報を集めていると、不安と恐怖だらけの怖い世界を展開して、そちらの世界に引っ張られていきます。とても光輝く世界には参加できません。
やはり、自分が住む世界は自分で選んでいるのです。

日本の東北が選ばれたのは、忍耐強い精神性の高い人々だったからだと思います。
長い冬を乗り越える粘り強さと明るさが根付いています。宮澤賢治さんが風の又三郎のようにびゅんびゅん飛びながら、「いよいよユートピアだ~!」と呼びかけています。

力強く復興する姿に感動です。きっと新しい東北はユートピアのモデルになると思います。

激動の3月、復興の4月、そして奇跡の5月が来ると天使からの素敵なメッセージでした。六月からはさらにどんな流れになるかとても楽しみです。
どんな悲惨なことでも、必ずいい面があるはずです。今回の被災は大きかったのですが、日本人が集結して愛ボンドで一つにまとまるチャンスも到来しました。
本格的な平和づくりが始まったそんな「いよいよ」を感じています。日本は大丈夫です!
必ず蘇って、平和な国のお手本になります。

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。