ホリスティックケア・プアマナの宇宙の法則・身体の法則 PART.39~知識や記憶による思い込みを変える

青いハート

横浜で女性のライフステージに合わせ、エネルギーワークとボディーワークの組み合わせたクリアリング鍼灸・マッサージの施術をさせて頂いているホリスティックケア・プアマナ(puamana)です

不安や恐れが、本来持っている人間の能力の発揮を妨げている

同じ病気にかかっても、治るか否かに差が出る原因は各人の持っている自然治癒力だと言われます。現在、時には免疫力とも同義に使われる自然治癒力を抑える免疫抑制剤は存在しますが、逆に高める薬というのは残念ながら存在していないようです。

自然治癒力を高めるとして研究結果が出ているものは、笑い、音楽、目標、意欲、瞑想、祈りの力など、どれも精神分野に関わる事柄です。
これらが示しているのは、病気という状態を受け入れ、向き合い、そして個人が本来もっている力をどのように発揮するか、ということなのではないかと思えます。

不安や恐れが、人間が本来持っている能力を発揮するのを妨げることもわかっています。
先行きが予想できない不安はもちろん、今の自分の不調の原因がわからないことも大きな不安となって襲ってきます。
そのために、人は医師に余命をたずね、病名を決定してもらいたがりますが、もし受け入れることが難しい診断を宣告されると今度はそれを打ち消して否定し、受け入れることを拒否します。結局、この人の心から不安が消え去ることはないのです。

物事を判断する際の結果は、その人の持っている知識と記憶によって大きく異なります。例えばがんを宣告されたAさん、Bさんがいるとします。Aさんの母親はがんでした。しかし、予後も良く術後10年たった今も元気に暮らしています。対してBさんの母親もがんを患い、術後ほどなく亡くなりました。Aさんは「がん」という病を軽んじはせずとも治るものであるという認識を持っています。一方、Bさんにとって「がん」という病名は致命的です。おそらくAさんならば、病気はギフトであるという概念を受け入れることができるかもしれません。しかし、Bさんにはそんな概念を受け入れることはおろか、病名すら受け入れることが難しいかもしれないのです。

名前を恐れていると

『ものには必ず適切な名前を使いなさい。名前を恐れていると、そのもの自身に対する恐れも大きくなる。』ハリー・ポッターに対して、ホグワーツ魔法学校のダンブルドア校長が言う言葉です。
病気や問題に直面した時、自分が何を恐れ、何を不安に思っているのかを明確にしておくことが大切です。名前を恐れていると、不安は大きくなるばかりですし、それに反比例して自然治癒力はどんどん下がっていってしまいます。例え診断名が決定して、それが一般的には「治らないとされていて、一生付き合っていかなくてはならない病」だったとしても、そうしてきた多くの人々の一人の列に率先して連なる必要はないのです。

治った人々が必ずしたこととは?

難治であると言われている病気でも、元気に暮らすことができるようになった人々は必ず存在します。これらの人々が共通して行ったことは、病を受け入れ、向き合い、食事や環境、代替療法などで自分自身の力を最大限に発揮することができるような条件を整えたこと。そしてその前に一番大切なあることを実行しています。
それは、治ると決めること。これなしにはその後の姿勢も定まりませんし、治癒力も決して発動されません。そのためには前述のBさんのようなケースでは、知識や記憶による不要な思い込みを変えることが必須になるでしょう。これはシータヒーリングでは置き換え、再創造と呼ばれます。がんが不治の病であるという「名前に対する恐れ」を無くすこと、それによって治ると決意し、信じることができ、初めて病と向き合うことができるようになるのです。