京都エネルギースポット・レポート~世界文化遺産、山城国一之宮を祀る「下鴨神社」~

下鴨神社鳥居

心を静める「陰」のエネルギースポット

みなさま、こんにちは。
スピリチュアル・セラピストの宮徳戸です。

今回、ご紹介いたしますのは、京都・山城国一之宮で世界文化遺産の「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」。通称、下鴨神社をご紹介いたします。

下鴨神社へのアクセスは、京阪電車「出町柳駅」もしくは、叡山鉄道「出町柳駅」より徒歩8分です。
下鴨神社といいますと、北に位置します「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」と対になっておりますが、上賀茂神社の方を「陽」とすれば、下鴨神社は「陰」のエネルギーを有しており、落ち着き、平常心、御霊鎮めのエネルギーを欲した際に訪れることをお勧めいたします。
逆に考えますと、上賀茂神社の方は、活動エネルギーを発しておりますので、新事業や何か新しい物事をするときなどに訪れましたら、きっとその後押しをしてくださいますことでしょう。

下鴨神社糺の森

下鴨神社内には、落ち着いた佇まいの「糺の森」がございます。

心も洗われる川もながれておりまして、原生林の生い茂る森からは数々の小鳥のさえずりが聞こえます。
かなり長い表参道ですが、黙々と通りを歩いていますと心が落ち着いてまいります。

下鴨神社石拾神事

本殿に近づいてまいりますと、小さな石が沢山おいてあります。
その石は、「石拾神事」により集められたもののようでして、石の一つ一つに神様が宿っているという考えのもと、式年遷宮終了まで大切にここで清められるということです。
この「石拾神事」は、来年2015年に行われます式年遷宮の前儀だそうで、現在、本殿は工事中でいらっしゃいます。

下鴨神社さざれ石

さらに奥へと参りますと、「さざれ石」がございます。
「さざれ石」は、国歌「君が代」の中に出てきますが、
さざれ石はその小さな一つ一つの石が国民一人一人とたとえ、その一つの小さな石同士が集まり団結し「巌(いわお)」=国となりて、その巌にさらに苔が生えるまで長い年月を有するという、国を末永く継いでいくという意味がございます。
正に大和の国の象徴のようなものでございますので、是非ご覧になってください。

下鴨神社
下鴨神社
下鴨神社

その先を進みますと、「えとのお社」がございます。
生まれ干支によってそれぞれの守護神にお参りします。
本殿のお参りはこの「えとおの社」の裏方にございます。

下鴨神社

本殿・えとのお社の脇には、「みたらし池」がございます。
あの「みたらし団子」の発祥の地でございます。
出町柳駅周辺と下鴨神社周辺にみたらし団子が召し上がれる茶屋がございます。
下賀茂神社を訪れた際には、ぜひこちらも寄りたい場所です。
焼きたてのお団子がとてもやわらかく、お店でしか味わえない逸品です。

ゆったりと落ち着きある社を訪れましたなら、きっと心も新たになり、明日への地固めを確かなものと感じることかと思います。