新国立劇場・4月のマンスリープロジェクト ワークショップ「リーディングをやってみる?」

本を読む女性

リーディングはリーディングでも
声を出すリーディングはいかが?

オペラにバレエ、現代舞踊に演劇と、いくつもの劇場を抱え、数多くの自主公演を行う新国立劇場。もちろん芸術鑑賞がご趣味の方にはたまらない施設ですが、それ以外にも、主催公演の映像を大画面で楽しめる無料の上映会や所蔵品展などが開催されていて、意外や意外、気軽に楽しめる施設の一面ももちあわせています。

入場無料の「マンスリープロジェクト」なども行われています。ご存じでしたか? 毎月、異なるテーマでトークセッションやワークショップなどが開催されていて、ときどき“ドキッ”とさせられるテーマのものもあったりします。

ちなみに、現在お申し込み可能なワークショップには「リーディングをやってみる?」というものがあります。“リーディング”と聞くと、「えっ!新国立劇場でリーディング!?」と驚かれる方がほとんどかもしれませんが、ここは劇場。別の意味での“リーディング”です。

開かれた本

そう。ワークショップ「リーディングをやってみる?」は、「『戯曲って読むのが難しそう』『台詞を喋ってみたいけれど、演技する自信がない』『リーディングと朗読は何が違うの?』……そう考えている方に、是非とも一度、実際に体験していただきたい!2012年9月に好評を得たワークショップ」なのだそうです。

講師は、“開かれた劇場”を目指す芸術監督の宮田慶子さん。一人でも多くの方に気軽に劇場に足を運んでもらいたいとの思いから、リーディングあり、トークショーありの多彩な無料プログラムを用意して皆さんをお待ちしています。

一昨年のこのワークショップでは、宮田さんから「作品の背景説明に加え、作品の生みの親である作家の思いをくみ取って一つ一つのせりふを大切にして読むこと、句読点の点と丸の違いも意識し、・・・・・・と―――のニュアンスの違いにも気をつけて」などのお話があったようです。奥が深いですね。

開催日は、2014年4月5日(土)もしくは4月12日(土)の2日間(どちらかご希望の日)です。応募期間は2014年3月17日(月)まで。たまには意識してしっかりと声を出すことのできる、こういう機会をつくってみるのもよいのではないでしょうか。演劇にご興味のある方も、あまりご興味のない方も、何か新しい発見があるかもしれません。

ワークショップ「リーディングをやってみる?」

日時:2014年4月5日(土)・12日(土) 13:00~18:00
会場:新国立劇場 Dリハーサル室(B2F)
講師:宮田慶子さん
入場:無料
応募期間:2月25日(火)~3月17日(月)
応募方法:HPまたは往復ハガキでの事前のお申し込みが必要です。往復ハガキの場合は、プロジェクト名、ご希望の開催日時、お名前、ご年齢、お電話番号、ご住所をご明記ください。
往復ハガキの送り先:
〒151-0071  渋谷区本町1-1-1
新国立劇場情報センター「マンスリープロジェクト」受付係
結果通知:3月22日(土)までに通知
HPでのお申し込みはこちらから http://www.nntt.jac.go.jp/play/monthly/

お問い合わせ:新国立劇場 情報センター TEL:03-5351-3011