4つの質問で、ストレスや恐怖から自由になる!バイロン・ケイティさんインタビュー

バイロン・ケイティさんインタビューPART.1
4つの質問で、ストレスや恐怖から自由になる!バイロン・ケイティさんインタビュー

『新しい自分に目覚める4つの質問―ストレスや苦しみから自由になれる「問いかけ」の力』『ザ・ワーク 人生を変える4つの質問』(各ダイヤモンド社)の著者であるバイロン・ケイティさん。1986年に自身を重いうつ病から劇的に回復させた「目覚める」体験をして以来、ストレスや恐怖に対して4つの質問で探求するというワークを世界中の人々に紹介しています。TrinityWEBでは、本誌に紹介しきれなかったインタビューをご紹介します。

死が悪いものだという考えが蔓延しているが、
それはただの噂

編集部(以下編):死に対して恐怖心がありますか? 死に対する恐怖心は、間違った考え方(ビリーフ)なのでしょうか?

ケイティ(以下ケ):さまざまな人が死に対して意見を持っていますが、それをそのまま信じたら自分も他の人と同様に恐怖心を覚えます。しかし、私は死について探求していくうちに1つの結論に辿りつきました。それは、「死とは何か」について、私は何も知らないのだということです。知らないものに対して、恐怖を抱くことはできませんよね。地球上の重力が前進する次の一歩を支えてくれるかどうか知りませんが、次の一歩を踏み出すことに恐怖心を感じません。

もし、肉体が死んだ後で「私」という意識が行き場もなく深淵を彷徨うことを信じたら、とても不安な気持ちになることでしょう。それが本当かどうか、私は知りません。ですが、自然界の万物や宇宙がフレンドリーだということを理解するようになりました。

私にとって「死」とは、
アイデンティティーが蒸発した状態

ケ:私にとって、死とは、全てのアイデンティティーが死ぬということです。それはとても美しいことだと思います。ワークをすることによって、「私が考えた……」とか「私は~です」などの「私」で構成されている全てのアイデンティティーが蒸発していき、アイデンティティーのない自分が残ります。

だから、それは生まれていないことと同じことです。生まれていなければ、なぜ死ぬことができますか? 何のアイデンティティーが死ぬのでしょうか? 自分の過去と未来でしょうか? 過去と未来は「今」という瞬間には存在していません。残るのは、想像のみなのです。死が悪いものだという考えが蔓延していますが、それはただの噂なのです。

ストレスを感じたら
4つの質問を自分に問う

編:どのようにして4つの質問を考え出したのですか?

ケ:全てがはっきりと見えた瞬間、何1つ真実は存在しないことが分かりました。そして、物を見たり考える直前には、何も存在しないのだということを理解しました。
その瞬間に
「それは本当でしょうか?」
「その考えが本当であると、絶対に言い切れますか?」
「そう考える時、あなたはどのように反応しますか?」
「その考えがなければ、あなたはどうなりますか?」
という4つの質問が生まれたのです。

そして、置き換えもその瞬間に生まれ、ワークは完全な状態で姿を現しました。
自分のストレスや苦しみに関する考えを信じる時に自分は苦しみ、それらの考えを質問すると苦しまないことに気が付いたのです。これは、全人類に当てはまることです。

~続く~

 

<プロフィール>
バイロン・ケイティさん
Byron Katie
1986年に「現実に目覚める」体験をして以来、「シンプルな4つの問いかけの力で人生が一変する」という独自のメソッドを紹介。現在、世界31言語、数百万の人々に紹介し、ストレスや苦しみの原因に気づき、やがてそれらのストーリーから自由になる手助けをする。
http://www.thework.com/nihongo/