手作りできちゃう!?愛の万能薬～恋する乙女の味方・チョコレートをあの人に～

バレンタインにチョコレートは理にかなっている!?

バレンタインが近づくと、デパートやスーパー、コンビニなどのお菓子コーナーが色とりどりにラッピングされたチョコレートで賑わいますね。

バレンタインはもともと、戦争中に結婚を禁じる命令が出されていたにもかかわらず、カップルの幸せを願い、結婚式の宣誓を引き受け続けた聖バレンティヌスさんへの感謝の気持ちから始まった記念日です。恋人やカップルが、お互いにチョコレートに限らずバラやカードなどの贈り物をしあったりして、愛を再確認する日でした。

日本ではいつから女子が告白する日になったか定かではありませんが、バレンタイン＝チョコレートというイメージになったのは、チーズケーキで有名なあるお菓子ブランドが、「バレンタインは当社のチョコレートで」と宣伝したのがきっかけと言われています。しかし、このバレンタイン＝チョコレートという図式はあながち的を外してはいないようです。

恋に落ちると、脳から“恋愛ホルモン”の異名を持つ「フェニルエチルアミン（PEA）」という快楽物質が盛んに分泌されるのですが、アメリカ・ニューヨーク州立精神医学研究所のデイヴィッド・シュワーツ博士によると、チョコレートにはこの恋愛ホルモンによく似た作用もあるというのです。

また、チョコレートにはカフェインという興奮物質とテオブロミンという鎮静物質の両方が入っています。この様々な成分の働きにより、チョコを食べると擬似的に恋愛感情を持ったような錯覚に陥るのです。

恋愛が始まっていなくても、倦怠期でも、フェニルエチルアミンがあのドキドキを呼び起こしてくれます。そして失恋の痛みも癒してくれます。チョコレートは恋する乙女の味方なのです。

手作りチョコでさらにパワーアップ！

さらに、チョコレートパワーをUPする方法があります。それは「手作り」です。

えー！手作りって重くない？って思う方もいるかもしれませんが、ホンカノになりたければ、多少、重い方が良いのではないでしょうか？　軽い女、ではいつまでたっても本命にはなれません。こいつがいるから無茶できない、この人の為に誠実に生きよう、と思ってもらえるホンカノの立場をGETするには、チョットは本気を見せないと、向こうも本気になりません。そういう意味でも手作りはおすすめですが、ただそれだけではありません。既製品よりも手作りの料理の方がエネルギーが高いのです。

インドの医学アーユルヴェーダでは、手作りの料理にはサットバと呼ばれる幸福感・満足感のエネルギーが豊富に入っているとされています。また料理には作った人のエネルギーが入ります。ワクワクして作れば、ワクワクのエネルギーが、メンドクサイって思って作ればメンドクサイってエネルギーが入るのです。うまい・へたは関係ありません。

幸福感たっぷりの、好き！ってエネルギーが入ったチョコと機械が作ったチョコ、どちらがあなたの気持ちを伝えるのにふさわしいでしょうか？

料理が苦手な人はホットチョコレートでOK

そうは言っても料理は苦手という人はもしかしたら、有名パティシエが作ったチョコを使おうなんて思うかもしれませんね。でもちょっと待ってください。確かに有名パティシエのチョコならサットバは入っているかもしれません。が、そこに入っているのはパティシエさんの「仕事」のエネルギーです。美味しいチョコを作りたい、売上を上げたい、俺（私）ってスゴイだろっていうエネルギーが入っているのです。LOVEのパワーが入っていたとしても、彼へのLOVEではありません。あなたが彼を想う気持ちに勝るものはないのです。

そしてサットバも作りたての時が一番多く、時ととともに少なくなり、代わりにタマスというメンドクサーイと感じるエネルギーが増えてしまうのです。市販の作りおきのメンドクサーイというエネルギーのチョコを受け取って、はたしてあなたとの恋愛に前向きになるでしょうか？

けれども、やはり手作りは難しいという方は、ホットチョコレートを彼にいれてあげるのをおすすめします。ホットチョコレートの元を使ってOKです。お湯やミルクを温め、じっくりくるくると混ぜることでサットバやあなたのエネルギーが入ります。

ちょっと料理に慣れているけど、得意というほどではないという方にはクッキーがおすすめです。型抜きなどで直接、手で混ぜるレシピのものがいいでしょう。お料理好きさん、得意だよ～という方はあなたが好きなものをつくってOKです。あなたの楽しみながらチョコをつくったその楽しさのエネルギーもプラスされ、きっと彼に届くでしょう。