『心理セラピスト』が語る!「間違ったメンタルケア」とは?

『心理セラピスト』が語る!「間違ったメンタルケア」とは?

心の時代

『心の時代』とはどんな時代なのか、考えた事ってありますか?

【A群】
・物質至上主義が終わった時代
・猛烈・気合い・根性・努力の価値観が終わった時代
・数字(お金・偏差値etc…)至上主義が終わった時代
・消費社会が終わった時代

【B群】
・精神疾患が蔓延して来た時代
・精神科や心療内科が増えて来た時代
・自殺者が増えて来た時代
・カウンセリングが流行って来た時代

【C群】
・癒しを求める時代
・のんびりする時代
・優しく生きる時代
・生き方を問う時代

これはあくまでもイメージですので厳密な定義ではありません。しかしながら『心の時代』から連想できるのは少なからず上記のどれかに何かしら該当するのではないかと思います。

どれも間違ってはいないのですが、ここに大きな落とし穴があります。それは、この曖昧なイメージに振り回されてしまったり、偏り過ぎた価値観に染まってしまわない事です。

【A群】について解説します。これは主に時代、社会的背景を基準にカテゴライズされたイメージです。平成大不況を軸に考えて良いと思います。上り詰めるだけの時代が音を立てて崩壊した事により、今までの価値観では時代に対応できなくなってしまった。

【B群】は、【A群】の流れで言うなれば急激な変化すぎて「何をどうして良いかわからない時代」に突入してしまった事により、精神的に誤作動が起こってしまった。とりあえず科学的(?)に分析、対応しようと言う感じで精神医学的分野が目立つようになった。

【C群】は、【B群】と異なる点は必ずしも医学(病気)だけにフォーカスしていないと言う点です。【A群】から時系列的に考えて、「次はどういう時代にしていこうか?」という意識に進化して来た解釈だと思います。

世の中の様々な人たちが『心の時代』を生き抜くために日々思考錯誤を繰り返しながらも対策を練っているわけですが、今回は、それに当たって間違った方向性に進まないためのお話をしたいと思います。

 

時代が大きく変化している

【A群】
先ほど「時代、社会背景的なカテゴリー」と言いました。しかし、ここは気をつけて欲しいのですが、決して過去の時代の出来事や考え方が間違っていたと言うわけではないと言う事です。たとえば物質至上主義が終わったからと言って『断捨離』を勉強したとします。この言葉、残念ながら間違って浸透してしまった節もあり「何でも捨てよう!」と勘違いしている人も少なくないのです。それだと結局は何でも使い捨てて必要とならば次々物を買えば良いと言う、それこそ前時代的な間違いを繰り返してしまうのです。もし、勘違いして記憶している人は即座に『断捨離』を勉強した方が良いです。

努力も「してはいけない」わけではありません。問題なのは間違ったゴール設定に向かって血眼になって突き進んで痛手を負う事です。たとえば業務独占のライセンスが欲しい人が「頑張っちゃいけないらしいよ」と毎晩飲み会三昧な生活をしていたら、裏金でも相当積まなければ試験にパスできないと思います。

お金も無いよりはあった方が良いです。当たり前ですよね。偏差値だって低いよりは高い方が良い。ただ、お金が無いからダメな人間。偏差値が低いからダメな人間。そういうレッテル貼りを止めようよ、と言う事が大切なのです。大富豪だから偉い人、偏差値が高いから支配者階級等と言う勘違いをしない事も同様に大切なのです。

 

【B群】
このカテゴリーで大切なのは必ずしも「病気」「障害」という括りで人をカテゴライズしないで欲しいと言う事です。「悩み」と「病気」はイコールとは限らないのです。悩める人を病人と決めつけてはいけません。そして病院が増えたから安全だと思い込むのは最たる間違いで、病気にならないための意識を持つ事は必須なのです。社会的に問題になっているのは薬物療法です。医師に処方された薬を飲んでいれば元気になって社会復帰できると安易に考える事は本当に危険です。細かいようですが、病院が増えたから病人が増えたとも言えなくもないのです。そもそも病院に行かなければ病名はつきません。だからと言って、医療が100%間違っているとか、そういう話でもありません。病気でないなら何でも全て精神的な問題だと思って要らぬ助言で大切な仲間を追い詰めたりしないように気をつけて下さい。

 

【C群】
僕がいちばん重要視しているカテゴリーです。この価値観も、もしかしたら未来には古い価値観になって行くと思いますが現代に於いては最重要です。昨今「ゆとり教育」が否定されていますが、教育はさておき、心のゆとりは大事なのです。何も考えず猪突猛進し過ぎると心身が著しく摩耗してしまうからです。言うなれば古き時代が終わったので、何が正しいかわからない時代です。だからこそ、心にゆとりを持って、人類が、生命が共存共栄できるように意識レベルを上げる事が大切です。「何をしても良い」と思うのです。自分だけ良ければそれでよし、という考えでない限り。だからこそ、自分を追い詰めず、他人を追い詰めず、社会を何処に向かわせたいのか、自分を何処に向かわせたいのかをしっかりと考える事が必要なのです。権威のある人に言われた事がからなずしも正しいわけではありません。自分自身をしっかりと見つめ直し、心身共に末永く健康に暮らせる生き方をどんどん実践してみて下さい。