アンガーマネジメント Vol.14「脳を自分の味方につけよう」

アンガーマネジメント Vol.14「脳を自分の味方につけよう」

脳の仕組みを理解して運を呼び込む

世の中に魔法の杖はなく、棚からぼた餅的なラッキーな出来事もそうそう起こるものではありません。ただ、脳の仕組みを理解すれば感情をコントロールする事もできるし、いわゆる「運」を呼び込む事も可能です。

鍵は網様体賦活系(もうようたいふかつけい:以下RAS=Reticular Activating System)が握っています。一言で言い表すなら、「あなたにとって必要な情報を取捨選択するフィルター」です。

カリフォルニア大学サンディエゴ校の調査によると、私たちが1日に接する情報は34ギガバイト、単語に関すると約10万語にもなります。この情報を一字一句覚えていては日常生活に支障がでますから、私たちは随時必要な情報を取捨選択しています。

この時、「どの情報を拾い、どの情報を捨てるのか」選択しているのがRASです。

例えば「マンションを買おうかな」と思えば普段は全く意識しなかった看板が眼に入ってくるのはフィルターに引っかかっているから。昨日電車で隣り合った人の顔を覚えていないのは、この情報は自分に必要ないとフィルターに引っかかっていないからなんですね。

なので、何か自分が達成したい目標や夢がある時は、意識的にこのフィルターをセットする必要があります。

私が講座を開催する時は、必ず最初に「講座終了後、自分がどのイライラを解決できるようになっていたいか」簡単な目標を書いてもらっています。こうする事で、自分に必要な一言がハイライトされやすくなります。

網を張るには、アファメーションも有効です。

怒りっぽい自分をどうにかしたい、心配性の自分を変えたいと思ってセミナーに行ったとしても、心のどこかで「自分は変われない。やっぱり無理だ」と思っている限り、思う様に前進できません。

そこで、「家族とは互いに尊敬し合う関係で、家庭には笑顔が溢れている」「問題に直面すると惰性や恐怖でなく、理知を元に冷静に処理している」等のアファメーションを活用する事で、自分が上手に感情コントロールをしている姿を潜在意識に植え付ける事ができます。

「運は機会と準備が出会う瞬間」と言われます。

「誰か何かをしてくれないかな」と望む変わりに、自分が欲しい物をはっきりさせ、自分の脳に必要な情報が届くよう、まずはしっかりとフィルターを張りましょう。そうして初めて「神様が仕組んだような偶然」が貴女の元に訪れてくれるのです。

脳と言葉を貴女の敵ではなく、味方につけて下さい。

[参照]
How Your Brain Controls Your Attention

 

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