大天使のお茶の間スピ教室 「シンクロニシティ編」PART.1

アイデアはどこからやって来るのか

今回は、「シンクロニシティ」についてミカエル君にチャネリング会話で聞いてみました。
僕:→シフォン
ミ:→大天使ミカエル君(ミカエル君は自分のことを「ボク」と言います)

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僕:「えっと、シンクロニシティとは『意味のある偶然の一致』のことで、日本語では『共時性』とも言うんだって。スピリチュアルでは時々聞くんだけど、これってなぜ起こるの?」

ミ:「人間の理解では偶然と見えているだけで、ボク(ミカエル君)から見たら必然だよ。もしくは因果関係の現れと言ってもいい。
この宇宙には真理がある。それは物理法則のように働いていて、そこから何者も逃れられないんだ。だから一見まったくの偶然に見えるものも、キチンとした因果の結果ってことになるんだよ。」

僕:「例えば、偶然同じ時期に同じような発見がされたってことがあるらしいよね。ただそれの発表のタイミングが少しずれたってだけで特許にまで影響したとか……。それもシンクロニシティってこと?」

ミ:「そうだよ。そもそも君達のアイデアはどこから生まれて来ると思うかな?」

僕:「アイデアは、思考からとか?」

ミ:「思考を発生させると考えられている脳は、コンピューターと同じようなものと言える。コンピューターは情報処理に関しては素晴らしい力を発揮するが、アイデアを生み出しているわけじゃない。アイデアを形にするのを助けてくれる道具ってだけさ。
つまり、脳がアイデアを生み出しているんじゃなくて、アイデアを現実化する時に、脳を活用しているだけなんだよ。」

僕:「ってことは、アイデアはどこからやって来るの?」

ミ:「その『やって来る』って表現はいいね。
君達は自分でアイデアを生み出していると思っているけど、世界を変えるようなアイデアは、『天=神』から分け与えられているんだ。それも複数の人間に同時にね。

例えば、ある画期的なアイデアが世の中に必要だったとする。天はそのアイデアを数名の人間に直観として届けた。だけど個々の人間は『再現力』が異なる。つまり、同じアイデア(情報)を受け取ったとしても、それをどれだけ正確に再現できるかは別ってこと。ましてそのアイデアを現実的に形にできるのはごくごく少数だ。ほとんどの人が『気のせい』で済ませてしまうか、実現化する前に諦めてしまうからね。

アイデアのシンクロニシティはこれと同じさ。
同じ時期にアイデアが送られてきたんだから、それがアイデアとして世に知らされるのもほぼ同じ時期になる。偶然ではなくて、ただの結果だよ。」

僕:「それじゃあ、『100匹目の猿』ってシンクロニシティの節があるけど、それはどう説明できる?」

ミ:「ある行動をとる者の数が一定数を越えたら、それと同じ行動をとる者が爆発的に広がるって話かな?
あれについては賛否両論あるだろうけど、ボク(ミカエル君)から見たら正しい説だよ。
地球のあらゆる存在(宇宙も含む)は、全てエネルギーが結晶化したものだ。根底ではエネルギーがつながっている(ワンネス)し、エネルギーはお互いに影響しあっている。

行動は思考によって発生し、思考は感情によって左右される。そして感情も自我が愛のエネルギーの変化を感じているに過ぎないんだ。ということは、エネルギーが影響しあっていれば、同じ感情を持つ者が現れることもある。同じ感情を持てば同じ思考を持ちやすく、同じ思考を持てば同じ行動をとりやすい。つまり、同じ感情を持つ者が増えれば、同じ行動をとる者が増えるってことさ。
それが結果的に一気に広がっているように見えるけど、深い部分でのエネルギー変化に注目すれば、単なるエネルギー共鳴の結果と説明できる。」

僕:「なんか、そういうのを知っちゃうと面白みが消えるよね。」(苦笑)

ミ:「仕方ないさ。真理はシンプルであり普遍なもの。面白みとは、その真理をいかに活用するかで決まるのであって、真理自体が面白いわけじゃないのさ。」

僕:「それじゃあさ、シンクロニシティの面白い活用法ってあるの?」

ミ:「それは次回にしようか。」

次回もお楽しみに。