原田瞳さんインタビュー「宇宙の叡智を呼び覚ます スピリチュアルアロマ」 PART.9

原田瞳さんが語る深淵なアロマの世界

アロマによって自然界の叡智を呼び寄せ、至福を呼び覚ます、「スピリチュアルアロマテラピー」の第一人者である原田瞳さん。
Trinity WEBでも、大人気連載中の原田さんにインタビューをさせていただきました!

原田瞳さんは、「新時代のセラピーは癒しから目覚めへ」をスローガンに、2007年にスピリチュアルアロマの新メソッド「アロマエンライトメント・システム(R)」を創設しました。
アロマ自体は癒しのツールとして今や幅広く普及していますが、その叡智の深さは実はまだ一般的には知られていません。原田瞳さんが考える「アロマ」とは?
みなさんも、アロマの深淵かつスピリチュアルな世界を体験しませんか?

「ラベンダーは睡眠に最適」は本当?

――一アロマにはたくさん種類がありますが、たとえばアロマを始めたばかりの初心者の方が、基本的なものから選択すればいいのか、または自分がしっくりくるものを選択すればいいのか、選ぶコツのようなものはありますか?

そうですね。本能的にすごく惹かれるものが一番だと思います。無自覚でも、本当は全部わかっているので、本能的に惹かれるアロマを選んでください。
よく、「夜にしっかり眠るためにはラベンダーが良いですよ」と言われたからラベンダーを使うというパターンもあると思います。でも、それだと使い方が分離してしまうんです。頭ごなしというか……。それは、使い方がそもそもアロマテラピーの本質ではありません。

――一確かに、「ラベンダーは睡眠にいいでしょう」というのは一般的に浸透していますよね。

条件反射じゃないですけど、ある種のプラシーボ効果もあるので、それは決して悪いことではありません。でも、私のおすすめは、「本能的にすごく惹かれる」アロマを、「浴びるように使う」、ということです。

――一たとえば、一般的には「気持ちを活気づける」と言われているグレープフルーツのアロマを嗅いで、夜にリラックスして眠れるという人もいる、ということでしょうか。

そうです。目が覚めると言われるローズマリーを嗅いで眠れる人もいるんです。本能的にその人が欲しているものを供給して本能を開くことで、バランスがとれて眠れるんです。だから、アロマにもマニュアルがありますが、それを勉強しつつも、いい意味でその考えをはずしていただきたい、という気持ちもあります。

――一アロマそれぞれに、定着した一般的なイメージってありますよね。

そのアロマの知識も、ガイドラインとしてとても大事ではあるんです。でも、その知識を勉強したら、いい意味で自分の本能と直感に合わせて道をはずしてほしいと、私はおすすめしたいと思います。

アロマテラピーを使って、造語なんですけど、ナチュラルアニマルになろうって。ナチュラルに自分の直感、本能を開いて、あとはこうナチュラルアニマルがひらくと、たとえば、今日の天気とか社会情勢、気を感じるというのは、犬や猫や動物たちが察知するように、危険や流れを感じながら、そのときの自分のコンディションに合わせて無理なく自分ができるお仕事をできる範囲でするとか、今日は80パーセント、70パーセント、今日はとてもコンディションがいいから120パーセント出し切ろうとか、そういうのはありだと思うんです。

でも、そもそも身体と直感と対話ができないと何かあったときに応用がきかなくてしまいます。問題が起こると取り乱してパニックになってしまう。
だから、私はそういうときこそアロマが必要だと思うんです。マニュアルではなく、「何かを感じる」ということ。今日は問題が起こりそうだからおとなしくしてようかな、みたいな、そういうシンプルなところに根源回帰してもいいんじゃないかって、私は思うんです。

~つづく~

 

原田瞳(はらだ ひとみ)さん
株式会社クラルテ代表取締役
ヒーリングサロン&スクール ソワンソワン主宰
アロマボーテ表参道店主宰
ライフビューティーデザイン・クラルテ主宰

過食症などの克服の経験や、幼少からの神秘体験を通して、ヒーリングの世界へ目覚める。
青山の某サロンでエステティシャン&アロマセラピストとして活躍し、独立前から小会社数店舗のヒーリングサロン立ち上げや、女性起業家支援ベンチャー企業創業に携わる。
2003年に高いスピリチュアルな能力(透視・チャネリング・ヒーリング能力)を活かし、スピリチュアルカウンセラーとして独立し、ソワンソワンを創業。現在までに東京目黒に3店舗のサロン&スクールを展開。
「新時代のセラピーは癒しから目覚めへ」をスローガンに、2007年にスピリチュアルアロマの新メソッド「アロマエンライトメント・システム(R)」を創設。スピリチュアルアロマテラピーの第一人者。

 

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