ホリスティックケア・プアマナの宇宙の法則・身体の法則 PART.37~悪を抱き参らせてしまえば

横浜で女性のライフステージに合わせ、エネルギーワークとボディーワークを組み合わせたクリアリング鍼灸・マッサージの施術をさせて頂いているホリスティックケア・プアマナ(puamana)です。

外部や他者から向けられるマイナスのエネルギーに対しては、ただ「ダークサイドはいらない」という気持ちを強く持つことで避けることができる、と言われます。しかし、自分の中のダークサイドにはその方法はかえって力を与えてしまうことになるのです。

国常立尊と呼ばれる高級神霊によって降ろされたと言われる日月神示に「悪抱き参らせる」という言葉が出てくるそうです。
「大神は大歓喜であるから悪をも抱き参らせているのであるぞ。抱き参らす人の心に、マコトの不動の天国くるぞ。抱き参らせば悪は悪ならずと申してあろうが。」
日月神示のことは不勉強でよくわからないのですが、とても良い言葉だと思います。

自分の中にあるダークサイドを、誰もがなかなか認めようとはしません。認めるのはとても辛く、今まで作ってきた自分自身のセルフイメージやアイデンティティーをも自分自身で壊さなくてはならなくなるからです。

例えば、あなたの父親がとても権威主義的な人であったとします。幼いころからあなたは父親が自分を正当化するだけのために周囲の人々を見下したような態度をとることがたまらなく嫌でした。ですから、偏見や差別にはとても敏感で、常に弱者の味方でいようと決めてきましたし、実際にそのように行動してきました。

ところが、グループ全体の、あるいはテレビでの大衆の意見が自分のものと異なった時、あなたは自分と相いれない人々を心の中で見下し、自分を優位に置くことによって自分自身を保つ傾向があることに、ある時から気づいていました。

それは、嫌で嫌でたまらなかった父親のやり方です。自分も同じやり方をしているなどということは、決して認めることができません。
しかし、ソレを「無いことにする」ためには非常な努力が必要です。ソレの片鱗が自分の中で見えた途端に、あなたの中で葛藤が始まります。

自分ハ父トハ違ウ。自分ハ決シテ父ノヨウニハ振舞ッタリシナイ。自分ハ断ジテ人ヲ見下シタリシテイナイ。

そうやって、あなたは今まで何年も生きてきました。やがて、それが父のやり方であるということも忘れ、自分が人を見下す傾向があることすら普段は忘れています。
それでも、そのことは決してなくなりません。見ないふりをしても、あなたがしてきたことも、あなた自身も決して消えてなくなりはしないように。

自分の中の悪を抱き留めてしまえば

心の中で人を見下すことは、犯罪ではありません。それでも、あなたにとってそれを認めることは、絶対的に悪であり、ある意味で犯罪にも等しいことなのでしょう。

ただ、それはあなたにとって一番に身近な大人であり、世の中の常識も物の道理も教えてくれた父親の考え方なのです。まだ何も知らなかった子供であったあなたが、それを採用するのは至極当然です。学校や他人の大人たちから、それ以外のやり方を学んだり目にする機会が訪れるのは随分後になってからです。例え後に違うやり方を学んでも、家の中では繰り返し父親のやり方が繰り返され続けています。それはただ、あなたの潜在意識に大人のやり方としてすり込まれてしまっただけなのです。

ですからもし、もうそのやり方があなたの中で機能不全に陥っているのなら、あなたは、ただそのことを認めて抱き留めて手放し、新しいやり方に変えてしまえばよいのです。
ホリスティックケア・プアマナで行っているシータヒーリングでは、あなたの心の底に澱のように溜まったそんな思いを浮き上がらせ、抱き留めて解放し、よりあなた自身が輝く毎日を送って頂くためのお手伝いをさせて頂いています。