大天使のお茶の間スピ教室 「グラウディング編」PART.1

「グラウディング」って何?

今回は、「グラウディング」についてミカエル君にチャネリング会話で聞いてみました。
僕:→シフォン
ミ:→大天使ミカエル君(ミカエル君は自分のことを「ボク」と言います)

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僕:「グラウディングってスピリチュアルでは時々聞くし、そのための方法なんてのもあるけど、いまいち意味がわからないんだよな~。」

ミ:「一般的にはグラウディングとは……『地に足をつけてしっかりしよう』みたいな意味で解釈されているね。」

僕:「何で、地に足をつける必要があるんだ? もともと僕達は地から離れられないじゃないか。」

ミ:「心の状態の比喩なんだよ。スピリチュアルに深く関わると、『天(スピリチュアル界)』に意識が多く行ってしまい、日々の言動の現実味が薄くなってしまうんだ。簡単に言えば、何でもかんでもスピリチュアルの話や心の話ばかりに持って行って、現実的な感覚が薄れている状態になるんだよ。
そこで『地(現実・物質界)』に意識的につながることで、バランスをとろうってわけさ。」

僕:「スピリチュアルを学ぶんだから、スピリチュアルっぽい思考になっていってもいいんじゃないの?それに、全てのことは究極的にはスピリチュアルなんでしょ?」

ミ:「確かにこの世の存在や現象の全てをスピリチュアルで説明することはできるけど、だからと言って、全部がスピリチュアルと言い切るのは違うんだ。だって君達は人間としてあえて現実世界(物質界)に生まれたんだからね。現実を無視してはいけないんだよ。
それにスピリチュアルな概念に染まり過ぎると現実を生きるのが難しくなるし、何より本人は幸せでも周囲に迷惑をかけやすいんだ。」

僕:「何で?」

ミ:「みんながスピリチュアル的考えをしているわけじゃないからさ。
例えば日本人とインド人が一緒に住んだとしよう。お互いの文化や歴史や思考パターンが違うから、生活で様々な衝突が出てくる。これを話し合いなどで解決していくのが人生だが、スピリチュアルが全てだと思い込んでいる人達は、決して『折れない』でいる。まるで自分だけが正しくて、相手は未熟なんだって思い込んでしまうこともあるんだよ。
どんなにスピリチュアルを理解しようとも、君達は人間として現実に生きている。
だからこそ、それを忘れないように『地に足をつけた生き方』を意識する必要があるんだ。そのための方法を総称してグラウディングと言ったりするんだよ。
まぁ、普通に生活している人はその言葉を知らないし、必要ない。あくまで心のバランスをとるための知恵だね。」

僕:「じゃあさ、モロに物質的な生き方をしている人も、スピリチュアルな方向を取り入れてバランスをとる必要があるってこと?」

ミ:「そういうこと。バランスが重要なんだよ。魂の旅の中で『偏り』を学んでいる時はいいんだけど、最終的にはバランスをとっていくようになる。それは自然にそうなっていくから心配ないよ。」

僕:「ふ~ん。グラウディングで気を付けることってある?」

ミ:「グラウディングの方法はいろいろあるから、次回いくつか紹介しよう。でも全体を通しての注意点は、あくまでも地に足をつけるだけであって、足が地中に埋まらないようにしてほしいってこと。足は地の上にあるから自由に動ける。地中に埋まってしまったら動きがかなり制限されるからね。
ちなみに今のは比喩だよ。大切なのは『天にも地にも、とらわれ過ぎないこと』だ。
天と地の間を自由に生き来できる。それが人間の強さだからね。」

次回もお楽しみに。