赤ちゃんは最適な日を選んで生まれてくる
胎話シリーズとして今回は、「赤ちゃんは生まれてくる日を選んでくる」というお話です。
臨月の時に助産院で、助産師さんと「いつ生まれてくるだろうか?」という話をしていた時のこと。
「土日は通常、お産が多いんですよね。」
自然分娩では、満月の日に一番お産が多く次に新月、という月のリズムとお産の関係は知っていました。
助産院でも産婦人科でも、月齢カレンダーを見かけます。
しかし、曜日との関係は初耳でした。
私の出産予定日は、2013(平成25)年5月5日こどもの日と、大型連休ゴールデンウィークの最中。
私の実際の出産日は連休が明けて5月10日でしたが、お世話になった助産院では、ゴールデンウィーク中はお産・産褥入院(産後ケアのための入院)とかなり集中して忙しかったと聞きました。
※ゴールデンウィーク中の体験談は、ブログにて紹介しています。
「お産はスリリング!(7)予定日まで☆妊娠10ヶ月(39週)」
http://aqua-mixt.seesaa.net/article/378214305.html
助産院で土日や連休にお産が多いことも、実は赤ちゃんがその日を選んで生まれてくることに関係があるのです。
最近は、出産に立ち会う男性も増えているようですね。
我が家も、破水から始まり自宅→助産院→提携先の病院で出産と、パートナー・潤治は車の運転を始め、ずっと付き添ってくれました。
立会いを希望するパパにとって、赤ちゃんが生まれてくる日は出来れば仕事のない日、または休める日がいい、ということになります。
そして生まれてくる日は、赤ちゃんと胎話で相談することが出来るのです。
そして赤ちゃんは、自分にも両親にも最適な日と場所を選んで生まれてきます。
例えば胎内記憶・胎話の第一人者池川明先生の著書にも、よく紹介されています。その多くの胎話の事例では、パパが立ち会える都合が良い日時を予めお願いしておくと、ちゃんとそのタイミングで生まれてくるというものです。
一般的には、土日・祝日に仕事が休みという方が多いですから、その日に生まれてきて欲しいと望むご両親も多くなるわけです。
そして助産院で出産を希望する人は、パートナーが立ち会う確率も高いようにみえました。
助産院の指導の中でも「いかにパートナーの助けを借りるか、パートナーと一緒にお産に取り組むか」というテーマのものが多かったように感じます。
我が家の場合は、夫婦2人で営むセラピーサロンという自営業ということもあり、仕事の休みは曜日に関係なく自分たちで決めることが出来ます。
赤ちゃんには、こうお願いしていました。
「助産師さんの手が空いている時に、明るい日中に生まれてきてね!」
そして、自分で赤ちゃんを取り上げるイメージをしていました。
5月2日におしるしがあったので、ゴールデンウィーク中は今か今かとお産が始まるのを待っていました。
ゴールデンウィークの終わりに助産師さんたちから「ゴールデンウィークは次から次へと大変だったけど、ピークは過ぎたから、今なら手厚くサポート出来るわよ!」と言われていましたが、その通りでした。
破水から時間が経ってしまい、感染症のリスクもあり提携先の病院に搬送されたのですが、病院側も今のところお産の予定がないと直ぐに受け入れてもらえました。
和室のフリースタイル分娩室は明るく落ち着いた環境で、パートナーに励まされながら自分の希望通りのお産でした。
結果的にはおしるしから一週間以上経った5月10日金曜日、新月の日の昼間12:24に娘・小葉(このは)は誕生しました。
潤治のメモによると、新月入りの時刻過ぎに子宮口最大になったようです。
イメージ通りに最後は自分で取り上げて対面した時、赤ちゃんは目を開けて私を見つめ微笑んでいました。
生まれたばかりなのに、この子ったら笑っている!
そしてこの連載初回(https://www.el-aura.com/20130704%E2%80%9003/)で紹介した通り、その産院で誕生した999人目の赤ちゃんとなりました。
私たちはドキドキヒヤヒヤでしたが、この子は生まれるタイミングも場所もちゃんと決めていたのね、と理解したのでした。
他にも、家族のためにこの場所を選んで生まれてきたのだと実感することがありました。
またの機会に紹介させていただきますね。