TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第16回 PART.3

本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。
これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「SEXが女性の心と身体に与える影響」。
「セックスは大切な事」と思っていても、普段はなかなかきちんと向き合えないもの。
でもセックスに秘められたパワーはとてもパワフル!
ぜひ理想的なセックスと、スピリチュアルエクスタシーを体験してみましょう!

運動としてのセックス

セックスは運動だとも言えます。興奮による熱エネルギーも消費しますし、筋肉もかなり動かしますし、たくさん汗もかきます。うまくGスポットに当たって、大量の水分がでることもあるのです。

セックスの時の大体の消費カロリーは、オーガズムが30分続くと、120キロカロリーくらいだそうです。これは、テニスを30分真剣にするほどの運動量に匹敵し、健康的なダイエットになるかもしれません。

一方、この性エネルギーをそのまま運動に変換が可能です。
実際に、思春期に性エネルギーが高まる時に、これをプラスに昇華させるのによくスポーツが推奨されます。これは、気休めではなく、ちゃんとエネルギー変換がされています。

激しい運動、踊り、祭りなど、「ナチュラル・ハイ」になる状態は、性的なハイの状態のオーガズムと生理的に似ています。運動すると脳からドーパミン、セロトニン、エンドルフィンなどのホルモンが分泌されます。
これによって、気分が高まってハイになるのです。さらに、野外の運動で太陽の光を浴びると、脳内の松果体に刺激が加わって、体内リズムが良くなり、気分が高まるのです。

逆に、失恋を癒すのも適度な運動と太陽の光を浴びることが一番です!
セックスエネルギーは、生殖器のあたりのところからあふれ出ていて、光の色はオレンジです。このエネルギーは、運動、冒険、恋愛、創造のパワーなので、恋愛やセックスのエネルギーだけでなく、スポーツや冒険や創造のパワーとしても使われているのです。

子どもを産むだけでなく、何かオリジナルのものを生み出している時は、オレンジの光があふれ出ているのです。

さらに、深まってくると、それは、すべてのエネルギーがあふれる最高のエクスタシーにまで高まってきます。
セックスのエネルギーは、とても奥が深いですね!

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。