2014年のスタートにおススメ! 「人迎」人間関係を良くするツボ~スピリチュアル中医学

2014年はコミュニケーションをより良くしたい方に

こんにちは鍼灸師のSUMIYOです。
2014年が始まりました。新しいご縁を求める方や、これまでの人間関係を良くしたい方などコミュニケーション能力を上げたい方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は人間関係を良くするツボをお伝えしたいと思います。

ツボといえば、肩こりや腰痛など痛みやコリ、病気に効くイメージをお持ちの方が多いと思いますが、実はツボの中には心や精神に作用してくれるものもあります。
人間関係を良くしてくれるツボの名前は『人迎』と云います。漢字を見れば一目瞭然『人を迎える』と書いて人迎(じんげい)と云います。

このツボは喉頭隆起(のどぼとけ)の両脇(外側1.5寸)にあり、手で触れると脈の拍動を感じる場所です。

のどの詰まった感じや不快感をとるツボで、気管支炎、喘息など呼吸器系の症状に効果的です。また首や頭の血液循環を良くしてくれるため、血圧を下げたり、上部の血行を促進して首や頭をスッキリさせてくれるツボとしても有名です。

人迎のツボの周辺はチャクラ(インド医学でいうエネルギーの集まる場所)でいうとコミュニケーション能力や表現力を主る第5チャクラの場所になります。
昔から第5チャクラが詰まったり、滞るとコミュニケーション能力が低下すると云われています。

具体的にいうと
・自分の気持ちが素直に言えない
・思ってもいないことを言ってしまう
・発言することが怖くなる
・人を傷つける言葉を使う
・誤解を招く言葉を使う

肉体的には
・のどにつまりや不快感がある
・のどが痛い
・声がでない
・食べ物が飲み込みにくい

そういった症状にお悩みの方がいたら、もしかすると人迎の周辺である第5チャクラが滞っているのかもしれません。

人迎のセルフケア

そんな時に良いのがこの人迎のツボです。

【人迎のセルフケアの方法】
① まずはツボの位置を確認します。
② のどぼとけを探し、2指(中指と人差し指)両外側にあります。
この時に軽く脈の拍動を感じる場所がツボになります。

③ 両側のツボの位置に両手の中指・人差し指・薬指でそっと触れます。
④ 両手の3指で外側に向かってクルクルと円を描きながらマッサージを10~20回ほどします。
  ※圧が強すぎると咳き込んだり、反対ののどが詰まった感じになるので気を付けて下さい。
⑤ 2~3回くらい繰り返す(お風呂の入っているときなどリラックスした時間がお勧めです)

繰り返し行ううちに、のどの詰まりなど不快感が楽になったり、人間関係の滞りも楽になってこられると思います。また毎日されなくても、コミュニケーションが必要な時や、人前で話す時などに少しケアされるのもお勧めです。
私もセミナーや人の前でお話する前には、人迎のツボを少し刺激します。すると緊張がとれて良い声が出て、リラックスして話すことができます。

人間関係を良くするためにはツボ刺激のみでは難しいと思う方もいるかもしれませんが、中医学では心と体は深く結びついていると云われています。
根源的な心の滞りを解決することも大切ですが、体の滞りをツボ刺激でとることで心の滞りも楽になります。楽になった心で経験したことが、根源的な心の回復を助けることもあります。まずは自分にできることから始めてみてはいかがでしょうか?

ぜひ何かあった際には思い出して、おまじないのように行ってみて下さい。

 

皆様がより良い人間関係を築き、素敵な時間を過ごされますことを心より願っています。
天・地・人の恵みに感謝を込めて  鍼灸師SUMIYO