TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第16回 PART.1

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。
これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「SEXが女性の心と身体に与える影響」。
「セックスは大切な事」と思っていても、普段はなかなかきちんと向き合えないもの。
でもセックスに秘められたパワーはとてもパワフル!
ぜひ理想的なセックスと、スピリチュアルエクスタシーを体験してみましょう!

理想的なSEXとは?

最近は女性向けの雑誌でも、まじめにセックスを取り上げている記事が出るようになりました。
セックスについての話題をオープンに話せるようになったのは、本当にごく最近だと思います。やはり、「秘め事」というように、とてもプライベートなことですから。

でも、医学的にも、人生のしくみにおいても、セックスはとても大切なものですから、決して、嫌なものとか汚いものととらえず、ちゃんと大切に思うことが必要になってきました。

私も、高校の看護科で、セックスについての授業をきっかけに、きちんと向き合うことになりました。
教科書にも、セックスの目的は「種の保存」「喜び」「コミュニケーション」の三つだと書かれていて、感動しました。

大好きな実践哲学の本「神との対話」(サンマーク出版)にも、理想的なセックスは、「愛をこめて、開放的に、明るく、楽しく。思い切って情熱的に、神聖に、ロマンチックに。ユーモラスにとらわれることなく、感動的に、創造的に、堂々と、官能的に、そして、もちろん、ひんぱんに」とあります。「ゆっくり2時間は楽しみなさい」と書いてありました。

自分がいままでに体験してきた、素敵なセックスを思い出してみてください。
性的に最高の気持ち良さ、陶酔的幸福感を味わうことを、英語でオーガズム(orgasm)と言います。男性よりも女性の方が、ゆっくりと始まり、ゆっくりと続きます。それだけに、女性にとって、セックスの影響は大きいと思います。

理想的なセックスとは、女性にとって、自然に心も身体も愛する相手に開かれて、気持ち良さが持続して、クライマックスのオーガズムもお互いに感じて、相手との素敵な一体感を味わえ、さらに、後味もいい、幸福感が残る状態だと思います。

たとえ相手がいなくても、自分で気持ち良く感じさせて、素敵な人を思い浮かべて、それでオーガズムが得られても、もちろんOKです。

素敵なセックスによって、女性ホルモンのバランスが良くなり、お肌はすべすべ、毎月の生理も順調になります。さらに、脳のホルモンも関係しているようです。

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。