TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第17回 PART.1

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。
これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「心について」。
「心」は目に見えませんが、常に忙しく働いています。
気づかないうちに、ストレスを溜め込んでいませんか?
今回は啓子先生のクリニックでの治療法などを紹介していただきました。
自分に合うケア方法を見つけて、毎日ハッピーに過ごしましょう!

心の構造

私たちの心の構造は、分かりやすく3つに分けると、表面意識と潜在意識と、さらに奥の「本当の自分」=光、波動、エネルギーにわけられると思います。
表面意識は頭にあって、今回の人生で感じたり思いついたり、全ての「思い」が湧いてきます。

平均的には一日の「思い」の数は約2万個だそうですが、好奇心と暇のある人が一日の「思い」の数を計ったら、なんと5万個もあったそうです。実際に実験してみましょう!

たとえば今朝の私の思いは、「あっ何時かしら、まだ6時23分、もう起きた方がいいかしら? 今日はごみの日? 燃えるごみだわ! 集めなきゃ、大きいゴミ袋あったかしら、あっ、腰が楽。昨日のタイ式マッサージが良かったかも。それとも岩盤浴。いや、やっぱりマッサージの痛いストレッチが効いたのね。今日のフル診療が終わったら、明日またいくわ、やっぱり昨日いってよかったわ……」。朝のゆっくりした思考でも、1分間で21個です。17時間起きているとして、2万1420個なので、やはり約2万個と考えているみたいです。

それにしても多いですね。このデータだけでも、心の表面はとても変わりやすいのがよくわかります。
ずっと同じことを悩んだり考えたりすると頭痛がするのは、頭が「思い」でパンパンになってつまるからです。

潜在意識は、エーテル体にあって、今回の人生だけでなく、いままでの過去生を含めていろんな感情が残っていて、マイナス名思い込みや感情があると、まるでふたのように、奥の光が出てくるのを跳ね返してしまいます。

過去生でつらいことや、悲しいこと、苦しかったことが多いと、どうしてもふたが多くて、なかの光が閉ざされて、表面の光まで、暗くなります。これが「うつ状態」です。

「パニック障害」は、明らかに過去生の強い不安や恐怖体験が元になっていて、その感情を解放するために、何かのきっかけで、感情のふたが意識され、振動して、はずれるサインです。

逆に,プラスの思い込みや感情が残っていると、奥の光を通して、明るくなります。明るい発送の人と話したり、本を読んだりすると、元気が出るのは、思いがプラスになって、それまでのマイナスのふたが取れて、光が溢れてくるからです。

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。