TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第15回 PART.1

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。

これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「仕事とお金」。
「楽しい仕事」は「楽しいお金」を生み、自分にとって「楽しいお金の使い道」も出てきます。
「苦しい」連鎖は終わりにして、これからは楽しく働き楽しくお金を使いましょう。

苦しい仕事から楽しい仕事へ

今回は「仕事とお金について」というテーマです。それに「楽しい」という枕言葉をつけてみました。「苦しいお金」から解放されて楽しくなるのが、これからの流れのような気がします。
「楽しい仕事」と「楽しいお金」を自分の今回の人生にしっかり取り入れてみましょう!

そういう私も、医学生の時代はお金がなくて、家庭教師を2ヵ所もやっていました。それでも医学書が買えなくて、コピーをしたり、友人や図書館から借りたりしてなんとか頑張って勉強していました。
教え子にも、ちゃんと効果が出て、試験の成績が20点も上がって、ごほうびに豪華な夕食が並び大満足でした。

医師になるという夢のためには、どんな苦労も苦労と感じなくなるから不思議です。
仕事それ自体が目標のときには、同じ苦労も楽しみのプロセスに入るのですね。
「夢実現のための苦労はいとわない」という心境です。

やはり、私にとって医師という仕事に就くことは、大きな夢の一つでした。それが叶って、しかもとてもユニークな形で多面的に活動できることが、まさに「楽しい仕事」になっています。
教育ママになってくれた母からは「あなたは子どもを産めない身体なのだから手に職をつけて! 医師か弁護士を!」と激励されて、病弱な私は誤診で亡くなった弟の話も手伝って、医師を選びました。
もし弁護士を選んだとしても、今頃、きっとユニークな弁護士になって、おもしろい活動をしていたでしょうね。

毎日、好きな絵ばかり描いていたので、高校の担任の先生からは医学部を目指すと聞いてびっくりされましたが、それだけに意地があって、必死でした。
医学部に入るためには、難しい予備校の医学部志望のクラスに入ることが必須でした。

いまでは、ギャグで笑い飛ばせますが、その時の受験番号が、960番。まさに「苦労」そのものですね!「苦労」の番号でそのクラスに入れました。
無事医師になって食べていくのに困らない生活を維持できたのは、やはり手に職をつけたからだと思います。

手に職をつけて仕事をしている人にとっては「楽しい仕事」への転換はそれほど難しくないかもしれません。その仕事自体に楽しめる道筋が必ずあるからです。
「楽しい仕事」から生み出されたお金は、自然に「楽しいお金」になって、それで次の仕事を叶えることも楽しくなります。

治療でクリスタルを使っていることもあって、医師が石にはまって「楽しいお金」をかなり大好きな石につぎ込んでいます。

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。