TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第13回 PART.2

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。
これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「スピリチュアルって何ですか?」。
最近よく耳にするようになった「スピリチュアル」という言葉。
多くの人が精神の世界に目を向け始めています。
これからは、スピリチュアル的にも進化して、愛と笑いの素敵な時代を築きましょう。

スピリチュアルの意味

そのためにも、いまスピリチュアルに目覚めることが必要になってきています。目に見えない現象の方がほとんどなのですから、見えるものだけの表面のみを認識していては世界観が狭すぎます。自分の思いの持ち方で、人生が大きく変わってくることもわかり始めています。すばらしいことです。

肉体は地球という星の地上で活動するための器。地球服であってこれだけがすべてではなく、そこに宿っている“光・意識”が自分の存在であることに一人でも気付いて欲しいです。

自分の霊的存在を認めることによって、さらなる次元の扉が開いてきます。それは魂にとって、内なる光にとって、たとえようもない喜びの極致だと思います。

精神文化の高まり

最近、講演会やセミナーで、瞑想中にそれぞれの人をヒーリングしていると、たくさんの守護天使さんが「よくここまで来た」と涙を流して感動しているので、びっくりです。こちらまで感動のあまりもらい泣きをしてしまいます。
それだけ私たちはいつのまにかたくさんの人生を体験して、精神性が高まってきたのだと思います。

マヤの暦でも2012年の周期がもうすぐ終わろうとしています(連載当時)。これは、決して地球が終わるということではありません。終末が好きな人もいますが、地球は私たちが思っているほど弱くはありません。

わかりやすくたとえていうと、地球は、私たちがいろんな体験をさせてもらっている「人生の舞台」のまさに「舞台」なのです。
人類だけでなく、さまざまな生命体にとっても、素敵な愛に溢れる舞台なのです。芝居なら劇場、映画なら映画館のようなものです。芝居の内容によって、舞台までが崩れることはないのです。

「あの映画館は戦争の映画をやったらから、だいぶ傷んで、ぼろぼろになったね」とか「その劇場は、原爆について芝居をやったせいか、とうとう消えたよ」なんて聞いたことはありません。

ただし、その舞台を使った後は、お掃除が必要です。
どの時代もちょっと身震いすることで、地表を浄化してきました。天災は、私たち人類共通の潜在意識に、何度も文明が崩壊した過去の体験として組み込まれています。

でも、今回はそのしこりを溶かして、精神文化の発達とともにバランスのとれた自然体の文明に落ち着いていくのです。
とても画期的なことなので、たくさんの魂が地上でそれを体験してくて、生まれ変わりが増えています。

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。