ライフスタイルデザイナー高橋克彰の“ウェルネスのセンスを磨く” PART.22~最近気になったトピックス

ライフスタイルデザイナー高橋克彰の“ウェルネスのセンスを磨く” PART.22~最近気になったトピックス

初の睡眠セミナー開催しました

もうすぐクリスマスですね~。
今年はどう過ごそうかと悩みまくっている高橋克彰です……。

つい先日、晴れて睡眠のセミナーを開催しました。「晴れて」と言いますのも、約5年前に睡眠について学び始めて「睡眠改善インストラクター」を取得していたのですが、先ごろ上位資格の「睡眠改善シニアインストラクター」に晴れて合格しまして、その記念にという意味も込めてセミナーをやってみようと考えていました。セミナーは睡眠について2時間近くしゃべり倒したのですが、ご参加くださったみなさんとても喜んでくださったようで、睡眠の知識の必要性をもっともっと広める活動をしていこうと感じたのでした。

そのセミナーのときに、最近ぼくが気になったトピックスをいくつか取り上げたんですね。ぼくは別に睡眠だけのプロフェッショナルのつもりではなくて、もっと包括的なウェルネスを常に意識しています。睡眠はウェルネスの中の一部(とは言っても睡眠がウェルネスに占める割合は大きいですが)ですからね。
セミナーの時に紹介したトピックスも含め、今回は4つ取り上げたいと思います。

国民医療費が過去最高の38.6兆円!

平成23年度の国民医療費を、先月11月14日に厚生労働省が公表しました。
それによると国民医療費が過去最高の38.6兆円。前年度に比べ1.2兆円多い3.1%増。データを見ると、ここ数年は毎年1兆円近く増えていますね。平成元年に比べたらほぼ倍増……。当面は増え続けていくでしょうね。なぜなら65歳以上の高齢者で国民医療費の半分以上を占めているからです。これから高齢化はますます進みから、国民医療費は必ず上がっていきます。
本来であれば保険は徴収した保険料で賄うものですが、それだけではとてもとても足りず、国や地方がお金を負担しています。38.6兆円のうち、国の負担は10.0兆円。ちなみに国の税収は概ね40兆円ですから、この10.0兆円という国の負担がどれくらい大きいかがわかると思います。

メキシコでカロリー税導入へ!

18回目のコラムにも書きましたが、世界では今、不健康なものに対して税をかける動きが出ています。そしてメキシコでもついに法案が可決しましたね。内容は高カロリー食品と炭酸飲料に対して課税をするというもの。
高カロリーの食品に対しては価格の8%、清涼飲料水に対しては1リットルあたり日本円でおよそ8円の税金だそうです。コカコーラ社をはじめとする各社メーカーは当然大反対だそうで。
あまりご存じないかもしれませんが、メキシコは世界で1、2を争う肥満大国。国民1人あたりの清涼飲料水の消費量はなんと世界一。
こういう問題が国民医療費の増大へとつながっていくわけですね。

ニューヨークではタバコ1箱が最低1,050円に!

たばこを購入できる年齢を現行の18歳から21歳に引き上げ、かつ、1箱の最低価格を10.5ドル(約1,050円)とする条例が成立しました。1箱1,050円って超高いですね……。
ぼくは人生で一度もタバコを吸ったことがないので全くわからないのですが、愛煙家の人は1,050円になってもやっぱり吸うんですかね?
ニューヨーク州は炭酸飲料の特大サイズの販売規制やファストフード店でのおまけ付きでの販売規制など、法案が通っていなかったり、裁判で争っているものもありますが、こういう取り組みにとても積極的というか、関心が高いですよね。
今後この動きがアメリカの各州に、そして日本を含む世界に拡散していくのは間違いないでしょう。

米国、トランス脂肪酸を禁止へ!

トランス脂肪酸って今や聞いたことある方がほとんどだと思いますが、マーガリンやショートニングの製造の際に副産物的につくられてしまう脂質です。
動脈硬化、虚血性心疾患、認知症、アトピーなどのリスクが指摘されており、アメリカでは2006年から加工食品などへのトランス脂肪酸量の表示が義務づけられており、ニューヨーク州やサンフランシスコ州では飲食店でのトランス脂肪酸の使用に規制を設けていましたが、ついにFDA(アメリカ食品医薬品局)が禁止に乗り出しました。これによってアメリカ全土でトランス脂肪酸の使用ができなくなるわけですね。
ぼくは日本でも規制をかけてほしいと願っていますが、日本の公式な見解としては食品安全委員会が「日本人は平均してトランス脂肪酸の摂取量が少ないから問題ないっしょ」となっており、食品に規制はかけられていません。
ですが、総務省の家計調査でも出ているとおり、食の欧米化がますます進行し、2011年ではついにパンの消費額が米の消費額を上回ったという現実もあります。パン食が増えれば当然マーガリンなどの使用量も増えるのは想像に難くないわけで……。
日本ではトクホ(特定保健用食品)のマーガリンなんてありますからね~。健康なんだか、不健康なんだかよくわからないですよね(笑)

という感じで4つ取り上げてみました。
また気にトピックスがあったら取り上げますね。