すべての人の心を揺さぶる“塀の中”で起きた奇跡の物語~『7番房の奇跡』

すべての人の心を揺さぶる“塀の中”で起きた奇跡の物語~『7番房の奇跡』

別れは、永遠の誓い さよならは、笑顔で

『アイ・アム・サム』、『ライフ・イズ・ビューティフル』、『リトル・ダンサー』と父子の物語で感動を与えてくれた作品に続き、現在という時代に生まれたのが、この父と娘の物語です。
『シュリ』、『私の頭の中の消しゴム』、『王になった男』という話題作を越え、韓国映画歴代動員記録3位を樹立し、老若男女を問うことなく、多くの観客の笑いと涙を誘った大ヒット作が来春いよいよ公開されます!

引き離された父と娘が起こした奇跡の物語

裁判長の木槌の音が鳴り、まさに法廷では模擬国民参加裁判が始まろうとしていた。
「被告イ・ヨングは女児を誘拐したうえレンガで殴打、殺害しました」と検察側の罪状が読み上げられる。それに対して弁護側の席から一人の若い女性が立ち上がった。「この事件は再調査が必要です。そして私は当時の法定にいました。尊敬する裁判長、これから申し上げることはすべて真実です。」時間は、“あの奇跡”が起こる少し前にさかのぼる。

街のショーウィンドウに飾ってある黄色いランドセル。それを見ながら子供のように無邪気に踊っているのは、イ・ヨング(リュ・スンリョン)と娘のイェスン(カル・ソウォン)だ。「あとひとつしかないよ。」「明日になれば買ってあげるね。」と期待に胸膨らませる父娘の前で、その黄色いランドセルが売れてしまうではないか。思わず店に飛び込む父。「それはイェスンのです。毎日見に来ていました。」とたどたどしく話すヨング。

突然の邪魔者の出現に驚いたのは、同じような娘を持つ身なりのいい夫婦だった。その父親がヨングに手を挙げ店の中は騒然となる。「パパをぶたないで!」
父娘で小さなアパートの部屋に暮らす二人。「パパがイェスンの入学祝いに黄色いランドセルを買ってあげたかったよ」とヨング。「無理しなくてもいいよ」と娘の方が大人びているのだ。

それは春まだ遠い寒い冬の朝のこと、駐車場で働くヨングの後ろで可愛い女の子がガラスをたたいている。「ランドセルは買えたの?」それはあのお店で買ったランドセルを背負った、あの少女だった。おじさんこっちと案内され別の店へと向かう二人。その時、悲劇は起きた。道の上に仰向けに倒れる少女に、覆いかぶさるように覗き込むヨング。それを通行人に見とがめられ警察に逮捕されてしまったのだ。夜になっても帰らない父親をバス停で待つ娘。その頃、父親は警察署の中で状況が飲み込めず、何度も勝手にイェスンの元に帰ろうとしていた。そして雨の中での現場検証。人ごみに気がついて覗きにきたイェスンの呼び声に気づいたヨングだったが二人は無残にも引き裂かれてしまうのだった。

刑務所暮らしが始まったヨング。7番房には、スリに当たり屋、密輸に姦通、詐欺を働いた5人の先輩たちが寝起きを共にしていた。未成年者の誘拐と強姦、そして殺人。その罪でヨングは極悪人と責められ房の中でも手荒い歓迎を受けるのだが、寝ても覚めても彼の心にはイェスンの可愛い顔が目に浮かんでいた。イェスンもまた父と離れての寂しい日々。
そんなある日のこと、看守にも一目置かれている7番房の房長(オ・ダルス)が、他の房の囚人から襲われる……。

無実の罪で捕えられ、離れ離れになってしまった父と娘。
善良でけなげな二人と、彼らを守り支える仲間たちの姿は、観客を涙と笑いで包み込みます。

 

『7番房の奇跡』
2014年お正月第2弾 シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館他全国ロードショー
©2012 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & FINEWORKS Co., Ltd. All Rights Reserved.

出演:リュ・スンリョン、パク・シネ、カル・ソウォン、チョン・ジニョン、オ・ダルス、パク・ウォンサン、キム・ジョンテ、チョン・マンシク、キム・ギチョン他
監督:イ・ファンギョン
脚本:イ・ファンギョン、ユ・ヨンア、キム・ファンスン、キム・ヨンソク
撮影監督:カン・スンギ
音楽:イ・ドンジュン
上映時間:127分
配給:コムストック・グループ
7banbou.com

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