TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第9回 PART.1

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。
これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

精神科医である啓子先生は実に多才。
定期的にセミナーやヒーリングスクールを開き、全国各地の講演会では会場中を感動と笑いの渦にさせてしまう名パフォーマー!
そしてある時は高校の教師!
ほかにも執筆活動、絵画、俳句etc.……
グングン活躍の場を広げる先生に、“ここ一番”に効くお話を伺いました。

肝が据わる話・本番に強くなるには?

肝が据わる話・本番に強くなるには?

今回のテーマ「肝の据わった女とは?」を見て、ふと浮かんだのが「啓子先生は本当に強い女ですね!」とよく言われることです。
講演会で舞台に立つのが大好き、わくわく、生きがいです。
ギャグや、着ぐるみでの変身がウケて、皆さんがどっと笑うと、さらに嬉しくなります。最近は、500人以上の大きな公演会が増えましたから、ますますルンルン、ハッピーです!

「啓子先生は、緊張とか、あがったりしないのですか?」と聞かれると、「変身して舞台に出ても、会場に降りて客席を回っても、あがることはまったくないですね!」と答えるようにしています。

緊張するのは、自分以外のものになろうとするからです。
それは、とても不自然なので、当然緊張して、震えてきます。いっそのこと、もっと震えて、踊ってしまえば、大丈夫になります。

パニック障害がその例です。
パニックを恐れて押さえるから、なおさらなるのです。大自然のなかで、積極的にパニックしたり、爆発すれば、抜けて、ほどけます。
私も、自己嫌悪、自己否定のかたまりでしたから、どんな感じかよくわかります。今の自分でいいと、まず“思う”ことです。意識をいま・ここにしっかりと、焦点を合わせます。

私は人一倍集中力があるようです。意識を“いま・ここ”に合わせるのが上手です。
そのため、持っている100%の力を発揮できます。ですから、仕事はいつもうまくいきます。また、100%信じ込んでいますから、次もまたうまくいくのです。

この100%のおめでたさが、本番に強い女と呼ばれる土台です。

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。