自分を大切にしていますか?PART.8~「いよいよ入院……心の準備」

恐れと不安の解消

いよいよ入院の日が来ました。
朝8時半頃に病院の入院案内に伺います。受付順に病棟へ案内されます。私が入院した日には10数名の患者さんがいました。毎日手術は行われていますが、子宮筋腫のような手術は曜日が決められているようです。
入院期間は11日間。出来るだけ快適に過ごせる為に、入院前からいろいろと考えていました。まるでリゾート気分で可愛いパジャマやスリッパ、コップにハーブティー、単行本。iPhoneの中にはリラックスできるような音楽、大好きなアーティストの音楽を入れて。

一番必要だったのはやはり手術、手術後の【恐れ・不安】の対処法です。
この【恐れ・不安】をどう受け入れていけばいいのか?どう向き合っていけるのか?悶々と過ごした時期もあります。
私が手術をするということを、多くの人に表明していました。自分のブログにも、行っているエンジェル・レッスンやWSでも。機会があれば「1月に子宮全摘出するんだよね~」って。

毎日、毎晩、瞑想をして自分の愛を子宮に与え続けていました。きっと子宮が摘出されても子宮があった場所には今まで受け取ってきた愛のエネルギーは宿ったままで、決して消えないと確信が有りました。

更に表明したことによって、海外のまだ実際に会ったことのない友人から奇跡のメダイが届くという嬉しいハプニングが起こりました。国内においても頂いたばかりのルルドのお水を贈ってくれた方、フェアリーの置物、クリスタルのお守りなどを頂き、手術後にはお花を持ってお見舞いに来て頂いて、沢山の方々の暖かい愛を受け取りました。

何より驚いた事は、私は満月と新月の夜に遠隔で瞑想会を行って、その時のメッセージを伝えていました。
私の門下生の一人がその瞑想会に参加されている方々に声掛けをして、私への祈りの時間を設け、ほとんどお会いしたことのない数十名の方々が私の為に祈って下さったのです。
私は心から生きてきて良かったと思いました。恐れや不安を克服するのは女性性の慈しむエネルギーだと心から理解が起こりました。
この事が私の【恐れ・不安】を解消してくれる大きな力になりました。

誰にも言わずにいたら、ひとりで【恐れ・不安】と向き合わなければならず、それはとても過酷なものだと思います。婦人科の疾患を持っている人は特に、助けを求めず自分ひとりで何とかしよう、耐えようとしてしまう人が多く、それが疾患を作ってしまう原因出もあるのですから、人の助けを受け取る。助けて、と訴える事は、とても重要なアクションなのです。

女性同士が心から手と手をとって愛を贈ることはきっと世の中を変えていける大きな力となると思います。
心より愛と感謝を込めて

 

  【コラム】  
チェンバロ 1765年 パリ
フランソワ・エティエンヌ・ブランシェ2世

このチェンバロには沢山のエンジェルたちのモチーフが描かれています。
そのなかでも、とっても可愛いエンジェルをご紹介します。

ふたりのエンジェルが赤ちゃんに優しく話しかけているように見えますね。その赤ちゃん
には小さなお花の王冠が飾られていて、3人の仲むつまじい様子が描かれています。