TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第8回 PART.1

日本伝統と創造の爆発!
海外留学の経験からより深い日本の良さを発見することとなった啓子先生。
最近先生は、画家・岡本太郎氏の生き方に改めて注目しています。
日本最古の沖縄文化に芸術性を見い出し、また作品を通してジャパニーズスピリッツを世界に示した岡本太郎氏の精神は、今も強烈に心に響きます。

みなさんは、自分自身に対して強烈に、日本人であることを感じることがありますか? 海外旅行に行った際には感じることがあるかもしれませんが、日本で当たり前のように生活していると、「日本」を意識することは滅多にないのでは?
今回のテーマでは、改めて「日本」について考える、そんな時間にしませんか?

日本という国の位置

今回の人生を、日本人に選んで、本当に良かったと、しみじみ思っているこの頃です。
今号では『いにしえの日本伝統』という深いテーマをもらって、日本文化の良さや、日本の伝統文化とは何かを見直す良い機会になりました。

ちょうど今、岡本太郎と泉靖一の対談『日本人は爆発しなければならない』日本列島文化論(アム・ポロモーション)を読んでいます。
それは去年ぐらいから、講演会でしきりに「人生は爆発です! 岡本太郎子です!」と『爆発』という言葉を連発しているために、ファンの方が下さったのです。
本の内容はとても興味深く、やはり岡本太郎は素晴らしいと、改めて感じ入っています。

岡本太郎さんは、特別に日本の民族、人種が素晴らしいと言っているわけではなく、日本の位置、場所の素晴らしさを『日本列島文化』としているところが、とても粋で感動的なのです。
決して日本人を特に優れたものとして優越に浸っているわけではないのです。
ここは、とても肝腎なところだと思いました。

私も同じ思いです。日本、そして、沖縄という位置が、ちょうど地球の臍の位置になります。しかも昔あった平和な文明のムー大陸の大事な波動点もあります。今回の人生で、その位置に自分たちがいる意味も、また大切だと思っています。

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。