ダライ・ラマ法王様 来日中!まだ間に合う11/25(月)に東京で講演「日常の中で活かす仏教の智慧」

ダライ・ラマ法王様と語り合い
仏教の教えを通して悩みを解放

今月15日より来日中のダライ・ラマ法王様。19回目となる今回の来日では、東京、京都、静岡にて講演を行われます。

11月25日に、東京の両国国技館で行われる講演のテーマは、「日常の中で活かす仏教の智慧 ~ダライ・ラマ法王と語ろう~」。

苦しみをどのようにとらえると良いか、法王様は以前、このように仰っていらっしゃいました。

「私たちは自分自身が苦しみを得た時に、そこから何とか逃れたいと誰しもが考えるわけです。それは自分自身だけではなく、命あるすべての人が同じように願っているわけです。ですからすべての生き物たちが何らかの苦しみを得ている時に、それを私自身が引き受けていこう。生きるものたちの苦しみが私の身の上にすべて落ちてきますようにと祈願することができるわけです。そのような非常に幅広い心を持つことができた時に、私たちの心の持ち方は、非常に広い、ゆったりとしたものになっていくわけです」

「私たちは現実をあるがままに見なければいけません。つまりもし大変な状況が何らかの対策を講じることによって改善することができるのであれば、その対策を講じるべく最善の努力をしなければなりません。しかしそれがどうにも修復しがたい状況ならば、それを必要以上に嘆き悲しんでいる必要は全く無く、悲しみを力に変えてほしい」
(2011年4月29日 四十九日慰霊法要にて/Trinity41号より抜粋)

今回の講演では、誰もが日常で抱える苦しみ、困難を乗り越えるための仏教の叡智をお話くださるそうです。また、質疑応答を通して、聴講者との対話する時間が多く設けられます。法王様から直接、仏教の教えを受けられる、非常に貴重な機会をどうぞお見逃しなく。

<Profile>
ダライ・ラマ14世(本名/テンジン・ギャツォ)
His Holiness the 14th Dalai Lama

1935年、北東チベットアムド地区のタクツェル村に生まれ、2歳の時にダライ・ラマ13世の転生者として認定される。1959年、中国の侵略から逃れインドへ亡命し、北インドのダラムサラにチベット亡命政権を樹立。世界各国で慈悲の心と非暴力の教えを説き続け、1989年にノーベル平和賞受賞。
2010年、アメリカ政府から民主主義功労勲章を授与され、2011年には寛容と平和の提唱者として世界の象徴的政治家トップ25にTIME紙によって選出された。2012年には宗教界のノーベル賞ともいわれるイギリスのテンプルトン賞を受賞。賞金150万ドルをインドの恵まれない子どもたちの教育機関に寄附され話題となった。
科学に造詣が深く、30年以上に渡り世界の科学者たちと次世代の幸せと平和を目指して対話を続ける他、各界の宗教者たちと交流を深める。
2011年8月には政治的地位を主席大臣のロブサン・センゲ氏に委譲。78歳となった今もチベット人をはじめ世界の多くの人々の精神的指導者として活躍している。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
http://www.tibethouse.jp/ 


<information>

ダライ・ラマ法王様 来日講演
「日常の中で活かす仏教の智慧 ~ダライ・ラマ法王と語ろう~」
誰でも苦しみや困難に直面することがあります。日常の中で些細なことに悩むこともあるでしょう。そんな時、それを乗り越えるための智慧があれば、勇気と自信を持ってより幸せに生きていくことができます。今回は特別に、質疑応答セッションを大幅に延長して、会場の皆様からたくさんの質問を受け付けます。

日時:2013年11月25日(月) 13:30~15:30(12:00開場)
会場:両国国技館
入場料:アリーナ席:10,000円/マス席:7,000円/2階席:5,000円/3階席:3,000円
※空席があるときのみ、当日券の販売を会場受付にて行います。

ダライ・ラマ法王2013年 来日情報
http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/2013/

講演詳細PDF