『心理セラピスト』が語る!「影響力」~我々が受ける威力を考える~

『心理セラピスト』が語る!「影響力」~我々が受ける威力を考える~

肩書きによる影響力

世の中と言うのは『影響力』で動いています。デジタル大辞泉で意味を調べてみると、「他に働きかけ、考えや動きを変えさせるような力」と書かれています。つまり極端に言えば「動かす力」の事です。

この影響力ですが、普段あまり考える事は無いかもしれませんが、実はとてつもなく大きなパワーを持っているのです。

物理的にも心理学的にもスピリチュアル的にも同じ事です。この影響力が実生活でどのような影響を与えているかを改めて考えてみるのもとても面白いと思います。

今回は「報酬or罰」を与える立場を持っている人の影響力についてお話します。ちなみに、集団でこの影響力を持つにはピラミッドの上の方にいる事と、正当性がある事が必須です。

原始的であり、悪い事に使われやすい影響力ってどんなモノが思い浮かびますか。真っ先に「パワハラ」「セクハラ」等が頭に浮かんだのではないでしょうか。
これらの影響力は武力だったり財力だったり、権力(肩書き)だったりすることが多いです。つまり、人間性は関係なく、ある意味ではいちばん簡単に手に入れる事のできる影響力でもあります。

たとえば、明らかに嫌われている上司がいたとして、理不尽な言動をしても部下は結果として愚痴る事は出来ても真っ向勝負で戦おうと思う人は殆どいないと思います。おそらく某人気ドラマの主人公銀行マンくらいのものだと思います。

これが影響力なのです。実際は腕力や知力が優れているわけではなくても、少しでもご機嫌を損ねようものなら何をされるかわからないと思ってしまうのです。それこそ首を飛ばされたり降格されたり、異動させられたり、イジメの標的にされるかもしれません。でも、これってイメージなのです。上司というものは人の人生を動かせるくらいのパワーを持っているというイメージが影響力なのです。もしかしたら実際は人事権も何も持っていないかもしれません。

世間の名ばかりの管理職が涙を飲んでいるのは、実はイメージ上のみでしか力を与えられておらず、実際の権力は与えて貰っていないところなのです。それどころか管理者手当も無く、強い発言権(影響力)を持っていそうというイメージだけで重い責任を取らされていることもあるのです。ただし、本当に力を握っていてパワハラやセクハラをして来るのかどうかによって、こちらで方も変わって来るので、若干セコい気もしますが、イメージの影響力に振り回されず実際の戦闘力を調べてみる事をお勧めします。

一方で、そんなに嫌な上司でない場合は「この人の元で頑張れば自分も出世できるかもしれないし、給料が上がるかもしれない」と思わせて人を自発的に(?)動かすのも影響力です。ややり、本当はそんな力を持っていない可能性もあるので要注意です。

どちらにしても、肩書きだけに踊らされてはいけません。最初に説明しましたが、正当性無く肩書き(影響力)を与えられている人もいるので、見極めてどう対処するかは自分次第です。

悲しい事ですが、法律さえも無視して人を思いのままに操ろうとする人もいますが、そういう組織に属してしまった場合はどっちみち未来は暗いのですから、戦わないのなら命を賭けてでも逃げた方が賢明です。勝者とは最後まで生き残った者の事を言うのです。とにかく相手の戦闘力を日々観察して見極めて下さい。