自分の美しさをより一層引き立てたい!~化粧がもたらす心理効果

あなたはお化粧が好きですか?

化粧は女性の身だしなみとして定着していますが、そもそもなぜ化粧をするのか考えたことってありますか?

いくつか理由が考えられますが、何よりも自分をより美しく、より良く見せるために化粧をしているという人が一番の理由だと思います。最近では男性も美を追求するようになったのか、男性用化粧品も売れていますよね。

余談ですが、日本での化粧のルーツは古墳時代だと言われています。ハニワとかの時代ですね。当時のメイクは現代とは若干(?)趣旨が違います。悪霊が寄って来ないように魔除けとして化粧をしていたようです。スピリチュアル的なルーツだったのですね。ちなみに当時の流行色(というか今ほどカラフルな染料が無かっただけとも言えますが)は赤でした。血の色だったり太陽の色だったり、その辺が魔除けのイメージにつながったのでしょう。

ハニワの時代の魔除けの意味合いも、現代の美を追求する意味合いも、『色』を重要視しているところは共通していますね。

反対にナチュラル思考の女性が化粧をしないというケースもありますが、それは『色』よりも、化粧品の品質(色彩効果ではなく物質的に問題があるのではないか)を重要視している人に多いかもしれません。

美と『色』は大きく影響しています。色彩は心理的影響や身体的影響を与えますので、それらを取り入れる事で美しくなれたりもするのです。血色が良い方が美しく見えるとか肌の色がキレイな方が美しく見えるとかですね。もしくは、寒い冬には暖色系を取りこんだりすることも若干意識しますよね。秋や冬に寒色系の化粧を多用する人は、あまり見かけませんものね。

プライベートな時とビジネスの時はお化粧を変える人もいます。やはり気分を変える効果に化粧は一役買っているのですね。

そんなこともあって、化粧が心身に影響を与える事がわかっているので最近では高齢者にもお化粧をして元気になって貰おうと言う考え方もだいぶ浸透してきました。実際には高齢者の介護をしている人の負担にもなりますので取り入れるのは良い事でも簡単にはいかないので、今後の課題になりそうです。

それはそうと電車の中で化粧をする人、社会問題になっていますよね。正直言えば邪魔なので出来る事ならやめて貰えたら嬉しいなって思います。特に通勤列車は混雑しますのでとても厄介です。

電車で化粧をする人の言い分は「早起きが苦手。面倒くさい」と言ったところだと思います。ただ、化粧の根本をきちんと考えると心理的、身体的効果を取り入れて元気に、そして美しく外に出る事が目的ですよね。だから、会社に着く前にメイクアップ(変身!)した方が絶対に好都合なのです。自宅から職場までの間に、もしかしたら素敵な出会いが落ちているかもしれません。そんな時にコンパクトミラーと睨めっこしていたら、それこそチャンスを逃してしまいます。鏡ではなく、周囲の状況を観察した方が、良い事がありそうだと思いませんか。化粧しないなら会社に着くまでに化粧をしようと思うのではなく、ノーメイク美人を意識した方が良いですね。それなら、誰にも迷惑をかけることはありません。

特に女性にとって化粧は大切なモノ。それは、大切な人たちにより自分をステキと思って貰いたいし、その人たちに良い気分でて欲しいから。そんな気持ちが、あなたを一層輝かせているのです。なんだかステキですね。