TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第6回 PART.1

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。
これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「ホリスティック医療」。
越智先生の診察は、笑いあり涙ありで、とってもパワフル。
締めくくりには患者さんをしっかりと“ハグ“。それが何よりの良薬!
そんな先生のオリジナル新療法のルーツは“自らの体験”にありました!

人生の挫折が今に繋がっている

沖縄に移り住んで5年経ちました!
太平洋の前に立つアパートで、襖のある世界一小さなクリニックを始めて、今では、沖縄の自然を満喫し、元気いっぱいの現在があります。疲れ果てていた東京時代よりも若返っていると言われて、自然に笑いがこみ上げてきます。

沖縄に来られたのも、東京時代に過労で倒れてから、いろんな代替療法に触れて元気になった体験に基づいています。
今から思うと、その時倒れたことも、新しい癒しの世界に入っていくためのきっかけとして、とても大切な人生のプログラムになっていたのでしょう。

私は、病気のお陰で、さまざまな代替療法を体験できました。もちろん、大きな病院にも行って、診療を受けましたが、薬をくれるだけで、全く良くなりませんでした。薬ではない治療法を求めて、かえって今の治療法をする道筋ができたのです。人生は本当に無駄がありませんね。その時の体験がホリスティックな医療へ導いてくれたのです。

今思い返してみても、アロマセラピー、クリスタルヒーリング、フラワーレメディ、鍼治療、カラーパンクチャー、断食療法、ヒプノセラピー、リーディング、ホメオパシー、アーユルヴェーダ、ロルフィングなどがありました。

さまざまな治療を受けながら、正直に身体が反応して、考えるのではなく感じることを、嫌でも発動し始めたのです。

私の人生のなかでは、実に画期的なことでした。それまでの価値観が総崩れして、新しい価値観が芽生えてきました。不安と恐怖を感じながら、同時にワクワク楽しいのが不思議です。

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。