思わず「かわいいっ!」て叫んじゃう~ロシア発・キュートなぬいぐるみたちが織りなすハートウォーミングストーリー~

「こねこのミーシャ」
子ネコのミーシャ。小さな小屋で暮らしています。ある日、自分が住んでいた小屋が、新しいモダンな建物に作り替えられることになりました。子猫のミーシャは家がなくなってしまったのです。一体どうなるのでしょう。

ロシアから届いたあたたかくて、愛らしい物語たち

「チェブラーシカ」のロマン・カチャーノフ監督没後20周年を記念して、彼の最高傑作「ミトン」ほか4本を劇場公開することが決定致しました。
子犬を飼いたくてたまらない女の子の繊細な気持ちを描き、その愛くるしさで人々をとりこにした「ミトン」。今回は日本初公開の子猫の「子猫のミーシャ」「枚ごのブヌーチカ」の2本に「レター」を加えた計4本を同時に公開。
2012年に100周年を迎えたロシアアニメが新しい世紀を歩み始めた記念の年に、ロシアアニメ史に残る名作に触れてみてはいかがでしょうか。


「レター」
船乗りのお父さんは自慢のパパだ。そんなパパが航海に出てから、突然手紙が来なくなる。遭難したのではないかと不安になるママ。そんなママを支えたくて、僕は冒険を思いつく。 チェブラーシカやミトンと同じ美術監督のシュワルツマン参加作品。

「迷子のブヌーチカ」
かわいいかわいい孫が迷子になった?! ちょっとした時間のあいまに家をとび出して遊びに行った孫の冒険。ちゃんとおうちに戻って来れるのでしょうか?? チェブラーシカやミトンと同じ美術監督のシュワルツマン参加作品。

「ミトン」
子犬を飼いたい少女アーニャ。お母さんは犬を飼うことを許してくれません。ある日、公園で遊ぶ友だちを見ているうちに、女の子は手袋を子犬に見立てて遊びはじめます。するとどうでしょう!手袋はカワイイ子犬になったのです!

 

監督:ロマン・カチャーノフ (Roman Kachanov)
ロシア人監督 ロマン・カチャーノフは、生涯で27作(ほとんど短編)の制作に参加し、そのうち人形アニメーション(切紙アニメ1作含)は19作を数えます。その中でも、もっとも評価の高い『ミトン』を始め、ロシアの国民的キャラクター『チェブラーシカ』など日本でも人気の作品が存在します。しかし、実際にはほとんどの彼の監督作は日本では未公開のままです。 ほとんどの作品は、脚本もカチャーノフが書いていますが、キャラクターデザインと企画はそれぞれに違います。 製作当時は社会主義国家・ソビエト社会主義共和国連邦の国営スタジオだったこともあり、子供向けの思想的内容アニメーションやロシア民話、伝承物語になっています。

ソユーズムリトフィルム
1936年6月10日設立。監督を中心としたいくつかのチーム制を導入し、ソ連最大のアニメーション・スタジオになりました。 ソ連時代に年間20作以上、最盛期には年間47本を作成しています。 著名な所属監督としては、イワン・イワノフワノ、アレクサンダー・プシコ、レフ・アタマーノフ、ヒョードル・ヒートルーク、ロマン・カチャーノフ、ユーリ・ノルシュテイン、ガリー・バルディン、スタニスラフ・ソコロフ、など多数を輩出。世界のアニメーションを牽引しました。

ミトンプラス公式サイト
http://www.mitten-plus.jp/index.html
配給:モブコ、ポニーキャニオン
12月21日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて公開