ウィリアム・レーネンさんインタビュー「過去を手放す方法」PART.2

ウィリアム・レーネンさんインタビュー「過去を手放す方法」PART.2

出来事や物事の本当の理由は
誰にも分かりません

編(以下編):著書に「好きではない人や生きものがいる場合、「なぜ好きになれないのか」という理由を探すことはやめましょう」とありますが、自分を深く見つめることで、気付きを得て学ぶこともあるのではないでしょうか?

レーネン(以下レ):本当の理由は分からないからです。私たちにはそれぞれの考え方があります。それぞれが正しいのです。例え、自分がこういう理由で何かが嫌いだと思ったとしても、本当のところの理由なんて分かりません。理由を考えることは、なんの役にもたちません。それはあくまでも一つの意見です。他の事が起こらなかったから、それが起こっただけです。本当の理由が問題なのではなくて、それに対するあなたの対処法が問題です。

たとえば、その出来事が地球上で会ったこともない人が放ったネガティブなことにバランスをもたらすために起こったことかもしれません。夫が浮気した理由なんてどうでもよいのです。その人が自分の人生に起こった問題にどうやって対処するかです。あなたは今を生きるために、どうするのかを選択するだけです。どうしてかと理由を考えていても過去に囚われるだけです。

酒井法子さんの場合、彼女は今を生きようとしています。多くの人たちがいまだに彼女が今を生きることを許していません。それは彼女が今を生きる権利を奪う事だと思います。すべての人は平和に値します。今を生きる権利があります。酒井法子さんは「今を生きる」という象徴だと思います。

自分がハッピーになれる
ことをしてください

編:ネガティブな状況からどうしても離れられない人は、どうしたら良いのでしょうか?

レ:そういう方は、ネガティブなものが好きということです。それがしたいのです。立ち止まって、文句をいう。もし何かが好きでなければ、そこから立ち去ればいいだけです。嫌だと思ったら、それを止めるか、自分は苦しむのが好きだと思って生きるかです。

お金のために内なる平和をあきらめて、苦しむことを選択しているのです。そういう方のために何ができるかと言えば、「適切な行動がなされますように」という祈りしかないですね。ネガティブなものが好きな方は、いくら説得しても、やめないですね。

私たちは、人がしていることを受け容れるしかありません。その経験が基になって、未来でそういうことはしないと決めるかもしれないし。誰かとの付き合いがうまくいかなくなったとしても、それを手放すことです。そしてまた新しいものに向かって進んでいくしかありません。

自分の人生に責任を持つことです。人のことを判断したり、頼まれていないアドバイスをしたりというのは、どうでもいいことです。人が何をしようと何の関係もありません。あなたが何をしようとも、あなたの人生で、私には関係ありません。決定するのは、あなたです。そして、したいことをしてください。その権利を私はサポートするだけです。人の人生にフォーカスするのではなく、自分の人生にフォーカスしましょう。自分がハッピーになれることをしてください。

~了~

※PART.1はコチラ 

<information>
最新著書『酒井法子×ウィリアム・レーネン対談DVD付 レーネンさんから学んだ「つらい過去」を手放す方法』(主婦の友社)1,365円 発売中

※レーネンさんのインタビューが掲載されているTRINITY vol.48はコチラ

★バックナンバーを見る→連載記事:ウィリアム・レーネンさん