セドナから愛をこめて「アイル・グラハムの光日記」 第20回

セドナから愛をこめて「アイル・グラハムの光日記」 第20回

魂の成長を助けるセドナのパワー

セドナのボルテックスのなかでも,中心的な存在のカセドラルロック。
アセンションロックとも言われているこのボルテックスに、一年中、世界中からたくさんの人たちが訪れて来ている。

最近は,特に日本人を多く見かける。頂上までの約45分間、すれ違うのが,日本人だけという時もある。
魂の成長を助けてくれるここのパワーに,今、日本人が敏感に反応しているのかもしれない。
カセドラルロックの頂上に聳える岩は,まるで,聖者の姿のようにも見える。

トレイルの途中に,石が渦巻き状に並べられているところがあった。誰が作ったのかはわからないが,このスパイラルの中のエナジーはかなり細かくて強かった。

セドナの4大ボルテックスと言われているカセドラルロック・ベルロック・エアポートメサ・ボイントンキャニオン。
他にもボルテックスはいろいろとあるが,それぞれ,大地からエナジーが渦巻き状に吹き出ている小さな無数のボルテックスが集まって、ボルテックスとよばれている。
このスパイラルに並べられた石は,小さなボルテックスの上に作られたものかもしれない。

まるでワカメみたいに,生えるオコティロ・サボテン。
柔らかそうだが,よく見ると、ひとつひとつの葉の後ろに太い針が隠れている。
ソフトに見えて、芯はかなりハードなのである。

セドナは遥か昔、数回海の底だった。このサボテンを見る度に,ここが海底だった時,こういう感じで,海藻が生えていたのかなって思う。
オコティロ・サボテンの向こう側に,コートハウスビュートと,ベルロックが見える。
深い海の底のイメージが頭の中に広がる。

カセドラルロックの麓は,雨や風の浸食によって,なだらかなドレープ状になっている。そこには,ハイキングトレイルが何本か通っている。
上から見ると,それは,大きな矢印になっている。
そして,コートハウスビュートとベルロックの方向を指し示している。

こういう大いなる存在からのようなメッセージに出会うと、ハートがワクワクする。
そのメッセージに従い,その指し示す方角に行ってみる。

コートハウスビュートトレイルのパーキングに車を停めて、コートハウスビュートに向かって歩く。分かれ道にぶつかる。ここがカテドラルロックの矢印の延長線上のようだ。

分かれ道の前には,キャッスルロックがそびえる。
セドナのゲート的な役目をする岩。
フェニックス空港からフリーウェイ(I-17)を約1時間半走り、フリーウェイを降りて約10分走るとセドナに入る。ちょうどセドナの玄関にあたるところにこの岩がある。
キャッスルロックは,あまり名前は知られていないが,とても大切な役目を持っている。ちなみに,この岩に沿ったトレイルは私のお気に入りのひとつである。

トレイルの分かれ道のすぐ横から,コートハウスビュートロックに登り、上から見おろしてみる。その道は,大きな鳥が羽を広げて飛んでいるかの様だ。

コートハウスビュートは,自分の人生を振り返るのを助け,ベルロックは,自由を促す。まさしく,その二つの岩の中間を通り抜けるこの道。

カセドラルロックの麓の矢印は,セドナを訪れた人たちが,一度人生をリセットして,もう一度自分の人生に向けて、大きく飛び立っていくのを応援しているかのようにも感じる。
大いなる存在からの大切なメッセージが大地に刻印されている気がした。

セドナという場所は,自分がこの世に生まれて来た目的にそって進むのを助けてくれる。人生の道に光が投げかけられる。
その光は,他人が照らしてくれるものでも,宇宙人でも,セドナが照らしてくれるものでもない。自分のハートの光がそれを照らし出す。

セドナを訪れることによって,ハートが浄化され,本来の輝きが放たれ,その光が自分の行く道を照らし出すのである。
故に,セドナを訪れたことによって,人生がリセットされて,本当の自分の人生を歩むきっかけになったという人が多いのであろう。

セドナには,一人一人がそれぞれに感じ取ることができる,大いなる存在の刻印がそこかしこに存在する。
ぜひ,それを見つけてほしい。

今,セドナは秋。
日ごとに葉の色が移り変わっている。もう少しで、それは大地の上で繰り広げられるアートとなる。

心を潤す秋風の中で,たくさんの感謝とともに……。
いつもありがとうございます。

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