「左脳的スピリチュアル~人生に奇跡を起こす魔法を手に入れる~」PART.7

願いを発信したら?

願いを発信した後、私達はどうしていたら良いでしょうか?
自分が発信した願いを四六時中考えながら、思いを巡らせていなければいけないのでしょうか? そんなことはありません。忘れてしまっても構わないくらいです。宇宙は、私達が発信した願いを覚えています。これは、有難いことでもあり、厄介なことでもあります。何故なら、宇宙は全てを覚えていて、叶えてしまうからです。

以前にも書いたと思いますが、私達が「願いを発信した」という自覚があるのは、叶って欲しい願いだけ。ところが、私達は起きている間中、何かしら考え、思いを巡らせています。そして、その大半が心配事や不安な事、また、自覚していないかもしれませんが、『出来ないかもしれない』『無理に決まっている』といった恐れやネガティブな思い込みだったりします。これらは、願いでは無いと言うかもしれませんが、宇宙から見たら紛れも無い「願い」に他なりません。

「心配も祈りです。そして、祈りは全て現実になります。だから、あなたの心配を私達に預けてください」

と天使達は言います。
叶って欲しい願いだけを叶えてもらうことは不可能です。私達が発信する全ての願い、祈りを叶えるのが宇宙のエネルギーであり、ここにこそ、宇宙のエネルギーが不公平では無く、平等に誰にでも作用すると言える理由があるからです。
では、どうしたら良いのか?答えは簡単です。いつでもどんな時でも何処に居ても、楽しく豊かな気持ちで過ごしていれば問題無いということです♪

しかしながら、現実的に考えるとこれが一番難しいことなのかもしれません。日常生活では色々なことが起こりますね。もちろん、良いことも起こりますが、不愉快なこと、望んでいないこと、腹が立つこと等、一日を振り返っても良いことより悪いことの方がたくさん思い出されてしまうという方も多いのではないでしょうか。

では、何故でしょうか?
それは、私達が知らず知らずのうちにポジティブな気分にさせられることよりもネガティブな気分にさせられることの方にフォーカスしているからです。そして、ポジティブな気分にしてくれることよりもネガティブにさせられることにフォーカスする理由として考えられることは、自分に対する価値の低さです。
「自分は大切にされる価値がある」「自分は愛される価値がある」「自分には豊かなチャンスを手にする価値がある」「自分は幸せになる価値がある」といったポジティブな思いを日常的に持っている方がどれだけいらっしゃることか・・・。
どちらかというと、前述したポジティブな思いの逆の思いを抱いている方の方が多いのではないでしょうか?
「思いが現実を作る」という原理に照らし合わせるならば、日常的にポジティブな出来事が起こり難いこともお分かり頂けると思います。

自分に対する「無価値観」を手放す!

 

では、叶って欲しい願いだけを叶えるコツってあるのでしょうか?
もちろん、あります♪ それは、「受け取る力」を身につけることです。では、「受け取る力」とは何か? ポジティブな出来事が起こった時に素直に喜ぶことです。
誰かに褒められた時、あなたはどうしますか? 「いやいや、そんなことないです。私なんか、ああでこうで、全くダメなんですよ(汗)」なんて言ってませんか? また、誰かが手を差し伸べてくれた時にはどうでしょうか? 「大丈夫ですから。お気遣いなく」なんて断っていませんか? お心当たりのある方が多いのではないでしょうか。褒められたら、仮にそこに下心が見えたとしても、「褒められた」ことにフォーカスして素直に喜びましょう♪ 誰かが親切にしてくれたら、何も考えず、素直に感謝して、その親切に甘えましょう。

褒められた時、『下心があるのでは?』と思う心の底には、『自分が褒められるはずが無い』という思いがあり、誰かの親切を断る心には『助けてもらったら悪い』、つまり心の深いところでは『自分には誰かの時間を割き、手間をかけさせる程の価値がないから悪い』という思いがあるのではないでしょうか?

私達は皆、何を持っているとか、何が出来るとか、何をした等ということとは関係無く、生まれてきた、その瞬間から、ただ存在しているだけで価値のある存在です。育ってきた過程で、周りの大人達や友達等に何を言われ、何をされたとしても、私達の価値が低められることは無く、創造主である神は、いつでも私達を愛し、見守っていてくださいます(ここでいう「神」とは、宗教的な意味での「神」では無く、万物の創造主としての「神」です)。

全知全能の神が愛する存在を私達が愛せない、大切に出来ない、価値を低めるというのは可笑しな話ですね。

「自分は愛されている」ということを忘れないでください。

そして、自分自身が自分を愛して過ごすことが出来たら、あなたが見て来た景色もきっと変わるはずですよ。