今夜の十三夜はお月見を~月の満ち欠けを楽しもう~

今夜の十三夜はお月見を~月の満ち欠けを楽しもう~

「10年に一度」という触れ込みのあった台風が過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか?
MICHAEL Yukiです。

皆様は無事でいらっしゃいますか?関東地方では、沢山の方が、電車の不通で足止めされたことでしょう。かなりのストレスを抱えながらの出勤となった方が多かったでしょう。
ちゃんとこのストレスは自分の中から解放したいものですね。ストレスを溜めないのは大事なことです。その日のうちに取り除くのが良いのですが、なるべく早めにそのエネルギーを自分の中からリリースするのが良いと思います。
その方法はその人それぞれだと思います。たとえば、良いアロマを焚いたお部屋でゆっくりする、とか、お風呂でのんびり体を休めるとか、鼻から入ってくるアロマ、というのは、脳にそのまま刺激が伝わるので、リラックスするような香りを選ぶのが良いでしょう。
特にラベンダーなどを中心に、自分が好きで、まったりできる感触がある香りを選ぶと良いでしょう。

 

お月見のススメ

さて、本題に入りましょう。
9月の中秋の名月は、十五夜のお月様、満月を愛でる日でした。こちらは、「芋名月」と言われたりもします。中国では、月餅を食べる風習があります。今では日本でも中華街などでは年中買えてしまうので、季節感が無いお菓子になってしまっていますが、もともとは、お月見団子と同じような意味があります。
それに対して、10月の十五夜(満月の二日前)の十三夜は、「後(のち)の月」と呼ばれます。十三夜は日本独自の風習と言われています。ちょうど食べ頃の大豆や栗などを供えることから、この夜の月を豆名月(まめめいげつ)または栗名月(くりめいげつ)と呼ぶそうです。

さらに色々調べてみると、出てきたのが、江戸時代の風習が関連するものがあります。
片月見(かたつきみ)というものなのですが、東京近辺では、十五夜の月と十三夜の月は同じ庭で見るもとのされ、別のところで見ることを「片月見」あるいは「片見月」といって忌み嫌ったそうです。これは、江戸の遊里、吉原の客寄せの一環として生まれたという説があります。中秋の名月の日を吉原で遊べば、片月見を避けるためには必然的に後の月の日も登楼しなければならないようになるというもので、これも、日本の営業戦略が昔から暦に関連付けられていた、というものの一つかもしれませんね。
今では、バレンタインも、元々チョコレートを贈る日では無かったのですが、チョコレートメーカーが「チョコレートを贈る日」としたことが、これがとても一般的になってしまい、意味が全く無視されて浸透してしまった行事でもあります。
元々どうしてそういうことをすることになっていたのか、というのを知らないでやっていること、というのは、年間を通して考えると結構あるように思います。
クリスマスもそうでしょう。プレゼントを贈ることや、カップルで過ごすことばかりが中心になってしまっているので、元々の意味はぼんやりとしてしまっているように感じます。

日本は素敵な歴史がある国であり、四季を大事にする国民性だと思うのですが、だんだんと現代生活で、季節感が薄れているのが現状のようです。

しかしながら、今年の中秋の名月は思いの外、騒がれていました。
これはとても良い傾向だと私は感じました。忙しい毎日を過ごしている現代人は、季節の変わり目を楽しんだり、月の満ち欠けを楽しむために時間を使うことを、忙しさに紛れて、なんだか忘れてしまっているように感じていました。
それが、「今年の中秋の名月は特別」ということをニュースなどで報道されたところ、見なくちゃ、と思う気持ちが芽生える、というのは、とても良いことだと思いました。まだまだ自然を味わおうとしている心が日本人の中にあるということでしょう。
今では、夜でも明るいと、やはり月の光よりも、照明の方が明るいかもしれません。でも、「月が出るのを心待ちにする」という心がとても必要なのではないかと思うのです。
ちょうどこの頃では「ハロウィン」が、巷ではディスプレイをにぎわしていて、カボチャのお菓子などが多いと思いますが、ぜひ、十三夜は栗に関わるものを見つけて、お月見をしてみてはいかがでしょうか?

台風の傷跡がまだ残る地域もあるでしょう。大変だとは思いますが、夜の時間だけでも一息つけると良いなぁと思っています。
また、自然によって起こることで、改めて自然の偉大さや、人間がどうにもできないという壮大なエネルギーを再確認することになるようです。
では、また。