TRINITY Vol.48 「エナジーバンパイアにならない・させない スピリチュアルマナー」PART.6 タツコ・マーティンさん(5)

9/28日に発売したTRINITY Vol.48「心身クレンズ」にてご紹介した企画、「エナジーバンパイアにならない・させない スピリチュアルマナー」。
意識的に、もしくは無意識的に人のエネルギーを吸い取ると言われているエナジーバンパイア。「あの人と一緒にいるとなんだか疲れる」という場合はもしかしたらエナジーバンパイアからエネルギーを吸い取られているかもしれません。
でも、その場合、「果たして自分には原因がないのだろうか」と考えることも必要です。特集では、タツコ・マーティンさん、宮崎ますみさん、神尾学さん、アン・キャラハン、上原慶子さんから、それぞれのご専門の視点から「エナジーバンパイア」について語ってくださっています。
本誌ではご紹介しきれなかったアドバイスを、ご紹介します!今回は、アメリカ在住の臨床心理学博士である、タツコ・マーティンさんのからのアドバイス第5弾です。

サイキックアタックとエナジーバンパイアの違いは?

Q12 サイキックアタックとエナジーバンパイアは似て非なるものでしょうか?

サイキックアタックは意識的に他者の魂を攻撃しますが、エナジーバンパイアは無意識のうちに相手を攻撃しているという大きな相違があります。
例えば、あなたが彼からふられたとします。その理由は彼に新しい女性ができたからとしましょう。あなたは、その彼女が誰か知っています。
実は彼の新しい恋人は、あなたの友だちだったからです。
あなたは、彼女を徹底して恨みます。「こんな泥棒、死んじゃえばいい!」と思ったとしましょう。こうして、相手にネガティブなエネルギーを送ると、それがサイキックアタックになるといえます。恨みや嫉妬の思いを継続すると、このネガティブエネルギーは彼女に届き、実際に彼女の心や身体に悪い影響を及ぼす可能性があるといえるでしょう。

エナジーバンパイアの場合は、自分がエナジーバンパイアでいるのを知らずに、気がついてみたら、相手がくたくたになっていたという感じなので、サイキックアタックの方がエナジーバンパイアよりも更にタチが悪いと言えるでしょう。

 

Q13 利他的な人はバンパイアにやられやすいのでしょうか? それとも似非利他主義だからバンパイアにやられてしまうのでしょうか? また、ハッキリとNOと言える人はバンパイアにやられないと言われますが、自己中心主義過ぎて本人がバンパイアになる事はありますか? 

自分を犠牲にしてでも他者に尽くしてしまう人は、相手がエナジーバンパイアでなくとも、その相手をそういう人間にしてしまいます。相手は元々はエナジーバンパイアではなかったのに、その相手に分別なく尽くすことで、相手のネガティブな要素を自然に引き出してしまうこともあるのです。
そして、結局はその相手からエネルギーを吸われてしまうということが起こります。
ただし、自分を大切にした上で、人助けをする人は、相手からエネルギーを吸われることなく、困った人を助けることができます。自分を大切にする人は、きちんと境界線を引けるので、できないことはできないとはっきりNOといえますし、強い精気のエネルギーで満ちていて、強い精気のエネルギーでしっかりと自分を守ることができるので、バンパイアにやられないのです。
ただし、やられないでい続けるには条件があります。
いくら自分を大切にして強いエネルギーを保持していても、境界線を常に持たなければやはり、徐々にエネルギーをとられてしまいます。境界線を引き続けることは、人を助けるうえでの必須条件になります。

 

Q14 エンパス(霊媒)体質に近い方が、自分の想いと他人の想いをしっかりと見分ける方法を教えて下さい。

この類の方が、他人の思いを確り把握する時というのは、意識が多少なりとも「飛んでいる」(ボワーッと、一秒でも意識が飛んでしてしまう)瞬間といえます。
飛ぶという意味ですが、ある意味では、このエンパスタイプの人が相手のエネルギーのフィールドに入っている状態と解釈できるかもしれません。エンパスの人は相手のエネルギーフィールドのなかで、その相手の気持ちが手に取れるようにわかります。相手のエネルギーのフィールドに入ることで、その相手が考えていることが全てわかってしまうからです。ですから、飛んでいるときには、エンパスの方は、それは自分の想いではないと考えると無難でしょう。意識がしっかりしていて、飛んでいない時に想ったことは自分の想いといえます。

~PART.7につづく~

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タツコ・マーティンさん
臨床心理学博士、心理カウンセラー。
米国ロサンゼルスで、個人・カップル・ファミリーを対象にしたコーチングやカウンセリング日米間の電話コーチングを行う。著書『彼をお金持ちにする方法』(メディアファクトリー)他多数。


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