あなたと親との関係は?~人生の基本は、幼少時期の親からすべて与えられるPART.2

あなたと親との関係は?~人生の基本は、幼少時期の親からすべて与えられるPART.2

親と子供の関係

子供の頃に受けた傷を自分が親になったときに、そのマイナスの連鎖を引き継いで行ってはいけません。
もしも、あなたが心の傷を癒せないまま、親になったときに、あなたの親と同じような口癖や行動を取っていると「気づいた」ときには、出来るだけ「自分らしい子育て」を行うようになれるまで、焦らずゆっくり子育てをして下さい。子供が産まれたからといってすぐに、親としての自覚に目覚めるものではありません。色々な経験によって少しずつ親らしくなって行くものです。

子供を産み、子供を育てることは大変なことです。
親になって初めて、親の苦労が分るときもあるでしょう。子供にとって親というのが、人生のお手本ですから、親を100%信じて伴に生活して行きます。時には、小さな子供が大人顔負けの悪態を仕出かすときもあります。親が言ったことよりも親の思いや気分、行動を見て、それを真似して行こうとします。

子供にとって、もっとも大きな心の傷となるのは、親に拒否されたり、拒絶されたりしたことが、幼い子供ながらに心を痛めてしまうことで、自我が芽生えたときに、ある程度自立した後に、親と距離をおきたいと願うようになります。

親はすべての子供を平等とは言いますが、自分の言うことを聞いてくれる子供を贔屓したり、「お兄ちゃんはXXXXなのに、あなたはダメな子ね」「お姉ちゃんなんだから、我慢しないさい」等と、一人っ子でない場合は、比較させることで自分の都合の良いように動いてくれればという古い価値観を親から受け継いで来たことを気づいていません。

また、あまりも叱り過ぎて、「~しなさい!」「~すべきでしょう!」という命令形の言葉を使い過ぎると、子供に劣等感を感じさせてしまうこともあります。大きな声で叱るのも控えた方がよいでしょう。できるだけ、安心、大丈夫という雰囲気を子供との間につくり出すことです。

子供だから、自分の言っていることは正しいと思わないことです。
子供だからこそ、あなたの価値観を信頼したいと願っていますが、本当にあなたの行為は正しいですか?大人だから、正しいことをしていると錯覚している人もいます。
大人になったいま、あなたが今でも親から受けた心の傷で苦しんでいるときは、大人=完璧、正しいという観念を手放す必要があります。そうしないと、あなたも親と同じようなことを自分が築く家庭で行ってしまうことになりかねません。

そもそも人は完璧ではありません。
親も大人もわたしも、あなたも不完全だからこそ、成長したいからこそ、多くの体験をするために、「いま」があります。彼らもあなたが幼少時代に受けたような心の傷を受けていることもあるでしょう。あなたと同じように、親も随分と苦しんだことでしょう。それは世代を超えて連鎖であり、喜ばしいことではありませんが、人は子供時代に与えられたものを、大人になってからの家族関係、人間関係でも繰り返してしまうようです。

その心の傷を癒すことができるのは、あなた自身です。
親を一人の人間として見ることで、これまで否定的にしか思えなかった親の態度や言動さえも、親も人知れず不安や焦りを抱えて来たことが分る日が来ることでしょう。

親の背中が小さく見えるようになったときには、親を労わって差し上げて下さい。
私たちはみんな、親になったからといって、急に親らしくなれるわけではないのです。だからこそ、お互い支え合い、許すことも大切なことを忘れないで下さい。
ありがとうございます。

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