不安定な秋をよりよく過ごすために
秋は過ごしやすい季節です。
とはいうもののまだまだ暑いですよね。ジメジメした空気が身体に重くのしかかり不快な汗がベットリ。冷たい飲み物ばかり飲んでいるとお腹を壊しそうですし。もう少し夏の余韻を引ずりそうな予感がします。
さて。秋と言えばロマンチックな感じがしませんか。夏のアクティブなキモチとは違った、何か切なく、物悲しいような、それでいて美しいような…。
これは日照時間が変わるため、心身に与える影響を受けているからだといわれています。季節や日照時間で心身が影響を受けるってよくよく考えると不思議ですよね。
抒情的だったり感情豊かだったりすることを楽しんだり、ロマンを感じたりして過ごせる季節と捉えたら秋はとても理想的かもしれません。
ただ個人差がありますので残念ながら秋の切なさをプラスに捉えて乗り切れる人ばかりではありません。元々の性格だったり、受ける影響だったりによって、心身は敏感に反応します。
秋はロマンを感じない人とは逆にネガティブ(うつ)になる人もいます。注意したいのはこの点です。
カレンダーを良く見ると9月10日は『世界自殺予防デー』 (WHO)、9月10日~16日は『自殺予防週間』 (内閣府) だったり、少々物騒なキーワードが記されているのですよね。
これはどういう事かというと、この時期は見方を変えれば危険だという事でもあるのです。繰り返しますが、全員に当てはまるわけではありません。
そこで今回は『ラベンダー』をオススメしたいと思います。ラベンダーには心を落ち着かせるほか、除菌作用、防虫効果などもあります。浄化のイメージがありますよね。
浄化と言えば学名などで使われている「Lavandula」と言う言葉は「洗う」というラテン語に由来しているそうです。
このラベンダーですが、もちろんアロマとして楽しんでも良いですが、ハーブティーとして楽しむのもオススメです。言うまでもありませんが、くれぐれもアロマセラピー用のエッセンシャルオイルをお茶に混ぜたりせずに、お茶はお茶屋さんで入手して下さいね。夏の疲れがスーッと浄化されていく気がしませんか。
色を活用するのもオススメです。ラベンダー色(薄紫)は、『統合』の意味があります。相反する二つのモノが合わさったイメージです。(ラベンダーは赤と青が混ざったような色ですよね。)だから、ポジティティブな想い、そしてネガティブな想いを統合してくれる色と解釈しても良いと思います。
色の取り入れ方は簡単で、それこそお花を飾ったり、ラベンダー色の洋服を着たり……。
案外、様々な活用法が思い浮かぶのではないでしょうか。
そう考えると、物悲しいけれどロマンチックで楽しい。そんな秋にピッタリな色だと思いませんか。
ただし、いくらラベンダーがファンの間で「万能薬」と呼ばれていても、それだけで全てが解決する訳ではありません。もし、ものすごく不調が続くようでしたら、きちんと専門家に相談して下さいね。