ライフスタイルデザイナー高橋克彰の“ウェルネスのセンスを磨く” PART.19~加齢臭がしていたら…… 

ライフスタイルデザイナー高橋克彰の“ウェルネスのセンスを磨く” PART.19~加齢臭がしていたら…… 

匂いを放っていませんか?

最近ぼくにチラホラと相談に来る人がいます。それは「加齢臭」。
男性で来る人もいますが、たいていは旦那さんか彼氏がいる女性。自分の匂いって常に嗅いでいるものなので、気がつきにくいんですよね。
加齢臭っていうと40代〜50代の中年男性ってイメージがありますよね?加齢って名前がつきますから。
でも実際相談に来る人は30代だったりすることが多い。若い人で加齢臭が増えているのです!
実は、匂いはまだいい。周りをちょっと不快にさせる程度ですから。
この匂いの裏側にはもっと恐ろしいことが待ち受けていることを知らなければいけない.

加齢臭とは?

加齢臭とは、その名のとおり年齢を重ねることによって身体から発する匂いのことで、実際、中高年から出てくる人が多い。でも最近は若い人で加齢臭のする人が増えている。それはなぜか?
加齢臭が発生するメカニズムを簡単に説明すると、体内の中性脂肪やコレステロールが酸化されると「過酸化脂質」というものに変わります。この中にノネナールという過酸化脂質があり、それが加齢臭の匂いの原因ということがわかっています。

要は、体内の脂肪が酸化されることで加齢臭が出てくるということですが、問題は「過酸化脂質」なんです
過酸化脂質は血管内にへばりついて溜まっていき、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞といった生活習慣病になっていく大元の原因です。つまり、

加齢臭がする

体内の過酸化脂質が多い

生活習慣病に着実に近づいている

ということ。これが一番怖いのです!
でもイイ意味で考えたら、加齢臭は生活習慣病の前ぶれなので、生活習慣病になるのを防ぐサインとも言えるわけです。

加齢臭がするということは、生活習慣病に近づきつつあるということです。
ダンナさんが心筋梗塞や脳梗塞になったら家庭はどうなるかわかります?
ダンナさんを愛しているかどうかはわかりませんが、一家の大事な働き手を失うのです。そればかりではない、多額の治療費もかかる。一家の経済状況はガラッと変わります。
「あなた加齢臭するわよ!くっさーい!」って旦那さんをけむたがっている場合ではないのです。加齢臭がしてきたらダンナさんを大事にしてあげないといけない!
ダンナさんが健康に生きられることが家庭の幸せだと認識を持ってください。
そして加齢臭が漂うか漂わないかは奥さんにかかっています。家庭の健康は妻にかかっているのです!
そのためにはまず知識を付けて、ダンナさんを健康に導いてあげてください。

加齢臭を出さない工夫

加齢臭を出さないためには、メカニズムから考えてください。
原因は脂質と酸化。つまり、脂質を減らし酸化を防げばいいわけですね。

1、タバコをやめる。
2、アルコールを減らす。
3、睡眠をしっかり取る。
4、ストレスとなっている要因を取り除く。
5、運動をして代謝を高め、体内の脂質を消費する。
6、過酸化脂質の原因となるのは特に飽和脂肪酸。お肉や乳製品を減らし、魚や豆類などに替える。
7、抗酸化ビタミンA・C・Eや抗酸化ミネラルである亜鉛・クロム・セレン、ポリフェノールなどのフィトケミカルを含む野菜やフルーツ、サプリメントから補う。

もちろん加齢臭対策として身体を清潔にすることも大事ですが、それは表面上の対策であって、根本的な解決にはならないので注意!
でも入浴することは身体の代謝を高めたり、睡眠の質を高めるには良いことですね。
もう一度言いますが、加齢臭の一番の怖さは匂いで女性が寄ってこないことではなく、心筋梗塞や脳梗塞といった心血管系の病気に近づいていることです。これを自覚してください。

ちなみにぼくが見ている傾向では、お肉好き、ラーメン好き、酒・タバコ好きの人に加齢臭が多いですね〜。