スピリチュアル・ライター&ヒーラー並木由紀の最新スピリチュアル・レポート ~ザ・メタ・シークレット 1DAYワークショップ~中編

宇宙を信頼して手放す、ゆだねる

ただ、講義を聴くだけでは、「そんなものかな?」「そんなこともあるかもしれない」程度で終わってしまう恐れもあるかもしれませんが、このように実際にワークショップの中で、7つの法則について身をもって体験することによって、自然と法則を信じ、宇宙に信頼して任せることができるようになります。
私がこれまで引き寄せの法則を一人で実践するに当たって、非常に難しいと感じたのが、宇宙を信頼して手放す、ゆだねるというステップでした。どうしても、過去の失敗が頭をよぎり、またどうせうまくいかないに決まっている……という不安を隠しきれないまま、宇宙にお願いしてしまっていたら、結局は失敗体験を引き寄せる、その繰り返しになるに過ぎません。しかし、生きているとこの顕在意識の不安を手放すのが非常に難しいのもまた事実です。

そこで、法則が宇宙の真理であるということを信じるためにも、このバディとのワークが重要になってきます。よしだ ひろちか氏は、ただ法則を説明するだけではなく、その後に必ず、質問の時間、バディと話し合う時間を設けてくれます。そこで話し合うことによって、その法則と自分の人生との具体的な繋がりが見えてくるのです。

「過去を棚卸しすると法則が起きていたとわかる」と、よしだ氏は教えてくださいましたが、なるほど、その通りだなと感じました。自分が「お金が入ってこないかもしれない」という不安があるからいつもお金に困るわけですし、自分にふさわしくない男性しか寄ってこないと思っても、その男性を引き寄せたのは自分のバイブレーションです。そういったことをワークの中で実感するのは、確かに感情が揺さぶられ辛いものですが、まずはそこを認めないと、一歩も先に進めないのだな、と思いました。

また、ワークショップでは
〈アスク〉
〈ビリーブ〉
〈レシーブ〉
という3つのステップを説明するともに、そのステップを日常生活に取り入れやすくしてくれるツールである、『ザ・メタ・シークレット 〈7つの法則カード付〉』も使用しながら、進められていきます。

この3つのステップ、〈アスク〉という「自分の望むものを宇宙にお願いする」ステップ、〈ビリーブ〉という「執着を手放し、宇宙に任せる」ステップ、〈レシーブ〉という「自分に受け取る許可を取る」ステップですが、実際にワークをしてみると、〈ビリーブ〉だけではなく、〈アスク〉も〈レシーブ〉も非常に難しいことがわかりました。難しいと感じるということは、ふだんの生活の中で実践ができていないということです。

特に私が難しいと感じたのは〈レシーブ〉でした。バディとのワークの中でも、話したのですが、日本ではなかなか受け取ることが美とはされがたい習慣が長い間あると思います。たとえば、謙遜。「きれいですね」と言われて「ありがとう」ではなく、「いえいえ、そんなことはありませんよ」と答えるのが礼儀正しいとされてきたから謙譲の美徳という言葉があるわけです。日本では、なかなか「自分はお金持ちなんですよ」なんて、口に出せないのではないでしょうか。

実際、セミナールーム内を歩き回って、目が合った人に対し「○○を与えます」「○○を受け取りました」と言って二人でハイタッチをするというワーク、私にとっては、「恥ずかしい」という気持ちが先に立って、最後まで非常にやりにくいものがありました。ということは、自分はまだ受け取る準備がまったくできていない、ということの証明でもあります。

また、自分にとって大切な人を思い浮かべて、

「ありがとう
ごめんなさい
私を許してね
愛しています」

と実際言葉に出すというワークをしましたが、これも非常に感情が揺さぶられ、口に出すのはなかなか辛いものがありました。

「ごめんなさい」はそれほどでもありませんでしたが、「私を許してね」というのは、かなり口ごもっている自身を感じました。許すという行為を自分に与え受け取るということが、難しいのだと思います。

~続く~
★レポート前編はコチラ

<information>
◆1DAYワークショップ開催!
日程:9月23日(月・祝)

詳細は、メタ・シークレット・ユニバーシティーのオフィシャルWEB
http://www.metasecret.jp/ をご覧ください。
◆『ザ・メタ・シークレット』著者 Dr.メル・ギルの動画ページ限定公開!
http://www.metasecret.jp/present/
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取材協力
ザ・メタ・シークレット http://www.metasecret.jp/