地球にも自分にも優しいナチュラルお掃除アイテムPART.3「石けん&酸素系漂白剤」

エコなライフスタイルをお送りの方なら、お部屋のお掃除にも環境に優しかったり、自分にも刺激の少ないナチュラルな掃除用品を使われたりしていますよね。取り扱いに神経を使う劇薬チックなものより、気分も楽ですし、何より気軽に使えるのがうれしいところ。市販のいわゆる塩素や界面活性剤がたくさん入ったものは、トイレにお風呂にキッチンにと用途が分けられていたりして、気持ちもお部屋もキレイに身軽にするためのお掃除なのに、掃除用品で棚がパンパンでは元も子もなし。いくつかのアイテムを上手に使い回せば、部屋中のお掃除をカバーしてくれるナチュラル洗剤をご紹介していきたいと思います。

油汚れに大活躍。キッチン洗剤の代表「石けん」

石けんは、手づくりされた方ならご存知かと思いますが油脂にアルカリのカセイソーダなどを加えてできる界面活性剤の一種です。界面活性剤というと、あまりよく思わないかもしれませんが、市販の合成界面活性剤とは違いこちらの天然石けんは手肌にも環境にも優しい石けんです。ドラッグストアでもさまざまな種類が販売されていますが、「純石けん成分」のものを選びましょう。石けんが何より活躍してくれるのが油汚れ。ということでキッチンにはなくてはならない存在です。アルカリ性の石けんは、酸性の油汚れを吸着し、引きはがしてくれます。手アカなどもよく落としてくれるので、手で触れることの多い戸棚やドアにいつの間にかできている手アカ汚れにも最適です。

【石けんの活用方法】
★キッチンの油汚れに
頑固な油汚れを分解し、また口に入っても安全な純石けんなので、食器やキッチン用品などを洗うのに最適です。スポンジにつけて食器や調理道具を洗ったり、雑巾につけて戸棚など人の手の触れる部分をふいたりに向いています。

カビや頑固な汚れに心強い「酸素系漂白剤」

毎日お掃除しているつもりでも、気づいたらお風呂場のタイルに黒ずみが!なんてことも多いですよね。カビは一度できてしまうと厄介なので、日頃から使った後は感想させるなどしておきたいものです。ですが、できてしまったカビに活躍してくれのが「酸素系漂白剤」です。一般的な漂白剤は塩素系のものが多く刺激臭が多かったりかなり慎重に取扱わなければいけません。一方、酸素系漂白剤は塩素系ほどの強力なパワーがありませんが、早めに対処すれば十分効果を発揮しますし、刺激が少ないので漂白や除菌にも気軽に活用できます。もちろん、塩素系よりマイルドとは行っても、直接触らないなど基本的な注意は必要です。

【酸素系漂白剤の活用法】
★除菌&漂白
食器や調理器具、ふきんなどを時々漂白・除菌されている方は多いですよね。酸素系漂白剤も、お湯に溶かしてつけておけば漂白・除菌のほか、石けんを混ぜると、しつこい油汚れも落ちやすくなります。

★重曹と組み合わせてペーストにして使う
キッチン周りは液体せっけんが使いやすいのですが、頑固な汚れやたとえばバスルームのタイルについた黒ずみやカビの退治にも活躍してくれます。その際は液体石けんに重曹とクエン酸を混ぜてクリームに状にしたものでこすると効果あり。

そのほかにも、除菌効果のあるエタノールは冷蔵庫のなかの掃除や、お風呂場掃除の仕上げてに使うとカビや雑菌の繁殖を防いでくれたり、エッセンシャルオイルの効能を活用すれば除菌や消臭効果をさらに高めてくれます。掃除が楽しくなれば、こまめにキレイにしようという気にもなり、キレイが続けば、気持ちもハッピーに。毎日のお掃除を上手にして、心身&お部屋もクリーンに過ごしましょう!