たった一人の笑顔の先に

たった一人の笑顔の先に

1人の笑顔のために頑張る

一万人の見つめる舞台に、ある男が立った。
彼は、そこで、ギャグを披露した。
彼のギャグはシュールで、アンニュイで、誰も笑わなかった。
むしろ、ほとんどの人が、嫌悪感を抱く、ブラックジョークだった。

大ブーイングの中、彼は舞台を下りた。
裏の楽屋で、彼は言った。
リョー
「今日は来て、本当に良かった」
芸人仲間は、驚いて彼に聞いた。
サンマ
「あれだけ大ブーイングを巻き起こして、何が『良かった』やねん?」
リョー
「たった一人だけ、舞台の袖で笑ってたお客さん、見たかい?」
サンマ
「あぁ、おったなぁ~。みんながムカツイてるなか、 一人だけ、ゲラゲラわらっとったなぁ~。アイツ、アホなんちゃうか?」
リョー
「今日、僕の舞台で、9,999人が、嫌な気分になった。 でも、たった一人だけ、笑っていた人が居た。 彼のセンスは、他の大部分のソレとずれていたんだろう。 でも、だからこそ、僕が舞台に立たなかったら、彼は一生笑えなかっただろう。 あんなにも人とはセンスがずれている彼が居て、 ありきたりのユーモアがあふれるこの世界で、 僕が舞台に立たなかったら、誰が彼を笑わせるんだい? 彼にだって笑う資格があるし、それを叶えることが出来て、本当に良かった。」

99万人が嫌がる演説をして、ただ、たった一人がうなずいただけなのに、 革命家は言った。
僕が今日の演説をしなければ、誰が彼を幸せに出来たんだい? と。

あなたの行動に、共感する人が、絶対に居ます。
数は少ないかもしれない。
ひょっとすると、世界にたった一人かもしれない。
でも、その数が少なかろうと……、 いやむしろ、少ないのであればこそ、 あなたが、いま行動しなければ、その人は、 今後ずーっと笑えないまま、死んでいくかもしれないじゃないか。

歌ってごらんよ、その音痴なのどを震わせて。
踊ってごらんよ、そのギコチナイ手足を動かして。
描いてごらんよ、99万人が嫌がる、そのヘタクソな絵を。
やってごらんよ、あなたのやり方を!
あなたの、やり方で!!

世界中に、たった一人かもしれない、
でも、あなたの「行動」を待っている人が居る!!
あなたが、いま、やらなければ、どうして彼が幸せになれようか?
体育座りで、今なお、ポツーンと世界に背中を向けて座ってる彼を、 幸せに出来るのは、たったいまの、あなたの、行動です。