ホリスティックケア・プアマナの宇宙の法則・身体の法則 PART.29導かれて富士へ

世界遺産・富士山

世界遺産登録にわく富士山に登ってきました。
地元富士吉田に生まれ、市役所で長年富士山と関わってきた富士山のエキスパートの友人が、スケジュールを組んでくれ、当日もガイドとして同行してくれたおかげで山頂まで登り、素晴らしいご来光を見ることもできました。富士山は登山の難易度としては初級程度の山なのだそうですが、高さは日本一ですから、高山病の危険も日本一。加えて我々のパーティーは8歳の女児を含むため、体力としては10段階評価で3程度というところの低さなのです。しかも本格的な登山は初挑戦。正直「8合目まで行かれれば上出来だろう」と考えていました。

それでも、無事に山頂まで登りきることができたのは、物質界のガイドであるエキスパートの友人と共に、高次のガイドが導いてくれたおかげのようなのです。

山に登るときはカラス天狗にお願いする?!

高山病にかからないようにするためには、高地の空気に慣れること。そのために私たちは登山前の二晩を、麓の標高1000m地点で過ごして身体が順応できるようなスケジュールを組みました。富士山6合目の安全管理センターでは24時間体制で「強行スケジュールでの弾丸登山はやめましょう」と放送して注意を呼びかけています。

その2日間の間に、土地の守り神を祀る神社に行って「しばらくこちらにお邪魔します」「富士山に登りますのでご加護をお願い致します」とお願いをしてきました。

御殿場から河口湖方面に車で向かうと、最初に出合うのが北口本宮富士浅間神社。富士山の登山口であるこの神社では、本殿で参拝する人々を大きなカラス天狗が見下ろしています。私たちはまず初めに、ここで土地にお邪魔するご挨拶と富士登山のご加護をお願いしました。

その晩、就寝前に持参した本をめくると、偶然に「カラス天狗にお願いすると山に飛ぶように登れる」という一文を見つけました。本棚から無作為に選びだしたエドガー・ケイシーについて書かれていた本で、登山とは全く関係のない本です。北口本宮浅間神社には必ずお参りしようと考えてはいたものの、カラス天狗を見つけたのも偶然。あまりの符号に笑みがこぼれると同時に、守って頂けているのだなという安堵と感謝の念がこみ上げてきました。

登山当日は、ご来光は山頂よりも途中での方が拝することができる確率が圧倒的に高いということで朝3時の出発となりました。早朝の富士山頂は雲がかかることが多くせっかく頂上まで登ってもご来光を拝むことができないことがあるそうです。そしてこれが7合目付近からみたご来光。

 

画面中央右に青い光の球が写っています。刻々と雲が姿を変え、しばらくすると彩雲になりました。この左下側にも同じ青い球が写っていますね。この球は娘を撮った写真にも何枚も写っていたので、守護存在が姿を見せてくれたのだとわかりました。カラス天狗さん?それとも妖精さん?富士山の眷属の猿でしょうか? 翌日、お礼参りで神社を再訪し宮司さんにお酒をお渡してお供えして頂きました。

修行のタイミング

ここ数年、旅行と言えば海辺のリゾートばかりだったのに、なぜか今年は春から「富士山」と決めてしまっていました。6月の世界遺産の登録で混雑が予想されると人からも随分心配されたのです。ところが、別れ際に決してスピ系ではないガイドをしてくれた友人がこう言ったので全ての謎が解けたような気がしました。「今が登拝行(とうはいぎょう。富士山に登る修行をこう呼ぶそうです)をするタイミングだったんだね」

お導きも頂き、天候にも体調にも恵まれての行(ぎょう)の意味がこれから分かってくるのかもしれないと思うと、ワクワクです。