シェフ佐藤の食と自然治癒力PART.36~「関節に石灰が溜まる病気」

シェフ佐藤の食と自然治癒力PART.36~「関節に石灰が溜まる病気」

ミネラルが足りないと骨がスカスカになる

朝起きると突然肩に激痛が走り、あわてて整形外科で診察してもらったところ、「石灰沈着性腱炎」と診断されたという人が増えているようです。医師に「なぜ石灰が溜まるのか」と質問をすると、原因は分からないとのこと。石灰沈着性腱炎は30才代から見られますが、圧倒的に中高年とくに女性に多いようです。多くは肩関節に発症しますが、これまで私が知る限りでは、股関節、指、手首などもあります。

病院では、石灰沈着性腱炎の治療法として局所麻酔剤とステロイド剤の注射をしたり、レントゲンテレビを見ながら局所麻酔をし、太い針の注射器で石灰を吸引したりします。但し、注射器で石灰を吸引できるのは水分がある石灰質で、チョークのように水分がない状態のものは吸引できない場合があるとのことです。

関節周辺に炎症がある場合はお尻に注射をするそうですが、どちらの場合も直角に注射針を刺すのでものすごく痛いらしく、ある人は、10数年の間に4、5回も治療を受けたそうです。原因として、欧米型の食生活に加え、化学調味料、食品添加物等の摂取が挙げられます。以前、骨粗鬆症についての記事でも書きましたが、これら血液を汚す食品を摂りすぎると大量のミネラルが必要になるため、それを中和させるために骨から削られたミネラルを使っているのです。

ミネラルが使われた骨はスカスカになり、使われた後の「カス」が石灰だというのが私の考えです。だから、欧米型・インスタント食品中心の食生活や化学調味料・食品添加物を使った料理を正さない限り、石灰沈着性腱炎は改善されることはないでしょう。症状が悪化してしまうと、ちょっと転んだだけで骨折してしまう極度の骨粗鬆症にもなりかねません。改善するには、まず無添加の味噌や醤油、自然塩など基本の調味料から見直す食生活を始めることです。

【ブルーベリー】

近年、青森南部地方で栽培されているブルーベリーです。世間一般では、ビタミンCは果物からとるのがいいといわれていますが、実は果物は血液を汚し、胃腸の働きを弱めてしまう働きがあるのです。特に、熱帯地域原産の果物(バナナ、パパイヤ、パイナップル、マンゴー等)は身体を冷やし、体内からカルシウムを奪うので、寒い時期には控えるようにしましょう。膝が痛いと杖をついて歩いているお年寄りがいるようですが、多くは甘いお菓子や果物の摂りすぎによるものです。また、低体温症の人もこれに該当します。低体温は病の元ですので、健康に問題のある人はこれらを避け、私がすすめる玄米菜食に切り替えてみてください。果物がどうしても食べたい時は、季節にとれるものを食前に少量摂ることをおすすめします。

「血液の質を高めるシェフ佐藤の玄米菜食とは?」「低体温は病気を引き起こす」
http://chefsato.com/free/organic-centre